実に久しぶりの書評です。
今週のチョイスはこちら・・・
「レバレッジ時間術」 本田直之 著
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「レバレッジシリーズ」でいくつかのビジネス書を出している本田氏。
タイムコントロールが現在のテーマとなっているので読んでみました。
内容は過去に読んだ本田氏の書籍に紹介されていた内容をほぼトレースするような内容でした。
・「俯瞰逆算スケジューリング」
・「時間割」
・「タスクリスト」
自分の達成すべきことと今の自分とのギャップを分析し、達成すべきリミットまでの時間で割り返し
それを黙々とこなしていく・・・ こんなイメージです。
なかでも時間割の有効性を強く説いています。
「一つ一つの行動に時間枠を設けることで、完結させようというモチベーションが強く働く。」
このことは自分自身が実践してきて有効性を感じています。
ただし時間内に終わらなかった時のストレスもあるので難しい一面もありますが・・・。
本田氏の一日のタイムスケジュールは以前にも読んだことがあるのですが
一日の業務時間が「2時がら7時までの5時間のみ!」
しかも一年の半分はハワイで生活している!
タイムコントロールの超人みたいな人です。
ただしこれは基本的能力が高い人がやってできることであって
私のような凡人には当てはまらないので気を付けなくてはなりません。
一時「年収3倍になる」みたいな本が流行りましたが、
自分は地道な努力なくして高いところへは行けないと思っています。
あまり新しい発見はなかったのですが、こんな著名人の言葉が書中にありましたので紹介します。
「時間はたっぷりあるのだ、うまく使いさえすれば」 ~ ゲーテ
1. 工夫すること
2. 地道にやること
3. 考えること
このことを[「粘り強く」やっていくしかないのだなぁ、最近思う次第です。