早いもので、明日からは「坊主も走る」師走・・・、もう年末です。
実家が商売をやっていたこともあり、年末というとなんだかみょーに騒がしい気持ちになります。
今年はこんな経済状況なので「忙しい年末」といった感じではなさそうですが・・・。
でも気持ちだけはちゃんと前向きに、一年を締めくくりたいと思います。
本日は書評です。
今週のセレクトは 「生き方」 稲盛和夫 著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ec/e9fbe83c01a595329b82fb71c57360ea.jpg)
読書って凄いなぁ、って改めて思った。
稲盛和夫氏と言えば、京セラやKDDIを一代で築き上げた「カリスマ経営者」である。
しかも人格者としても有名で、かの松下幸之助氏や本田宗一郎氏と肩を並べるほどの人物だと思う。
当たり前のことだが、こんな凄い人に「会って、話を聞かせてもらう」なんてことは絶対に不可能である。
でもその著書を読めば、氏の哲学や思想を知ることができてしまうのである。
今回はアマゾン中古で買ったので、わずか500円程度のコストでだ。
なんだかすごーく「徳した気分」である。
この「生き方」という、題名である。背筋を伸ばして、姿勢正しく読ませていただいた。
本の内容としては・・・
「人間として、何が正しいのか・・・」
この原理原則を、ありとあらゆるシーンにおいて、判断の基準にしていきましょう。ということを説いている。
「嘘をつくな」「正直であれ」「人に迷惑をかけるな」「他人に親切にせよ」「謙虚たれ」
大切なのはそんな「当たり前のこと」ばかりなのだ。
中でも氏が一番強調しているのが、「利他の心」という概念。
すなわち 「してもらう」側から「してあげる」側の人間になりましょう、思いやりの心を持ちましょう。ということだ。
この心は成功を呼ぶ強い原動力になる、のだそうだ。
このほかにも氏の哲学には「仏教的」な考え方が沢山出てくる。
実際、会長職を引退した後「仏門」に入られているようだ。
この仏教的な哲学、ちょっと興味深いので勉強してみようかな・・・。
でも一代で巨大企業を2つも作り上げた稲盛氏。このようなソフトな話ばかりではない。
そのいくつかをご紹介・・・。
・人生や仕事の成果 = 「熱意」 × 「能力」 × 「考え方」
中でも「考え方」はどんな人間でも変えられる。しかも掛け算、可能性は無限なのである。
・「事を成したい」と思ったら、誰よりも強く、身が焦げるような熱意でもって「思い続けること」が大切。
「こうありたい」と思うこと自体に、それを現実にする力が備わっている。
・出来ないことがあっても、それは「今の自分」が出来ないだけにすぎない。
「未来の自分」には可能である、と未来進行形で考えることが大切である。
・「運命」は「宿命」ではない。善き思い、行いを重ねていけば「運命」は変えられる。
そして
私たちはいくつになっても「夢」を語り、明るい未来を描ける人間でありたい。
夢を描けない人間には「創造」や「成功」がもたらされることはないし、人間的な成長もない。
夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことを通じて、人格は磨かれていく。
「夢」や「思い」というのは人生のジャンプ台である・・・。
なんだか勇気が湧いてきたぞー!
こんな素晴らしい考え方に出会えるなんて・・・。
これからもこの読書習慣を続けていこうという「思い」が強くなりました。
稲盛さん、ありがとう。
実家が商売をやっていたこともあり、年末というとなんだかみょーに騒がしい気持ちになります。
今年はこんな経済状況なので「忙しい年末」といった感じではなさそうですが・・・。
でも気持ちだけはちゃんと前向きに、一年を締めくくりたいと思います。
本日は書評です。
今週のセレクトは 「生き方」 稲盛和夫 著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ec/e9fbe83c01a595329b82fb71c57360ea.jpg)
読書って凄いなぁ、って改めて思った。
稲盛和夫氏と言えば、京セラやKDDIを一代で築き上げた「カリスマ経営者」である。
しかも人格者としても有名で、かの松下幸之助氏や本田宗一郎氏と肩を並べるほどの人物だと思う。
当たり前のことだが、こんな凄い人に「会って、話を聞かせてもらう」なんてことは絶対に不可能である。
でもその著書を読めば、氏の哲学や思想を知ることができてしまうのである。
今回はアマゾン中古で買ったので、わずか500円程度のコストでだ。
なんだかすごーく「徳した気分」である。
この「生き方」という、題名である。背筋を伸ばして、姿勢正しく読ませていただいた。
本の内容としては・・・
「人間として、何が正しいのか・・・」
この原理原則を、ありとあらゆるシーンにおいて、判断の基準にしていきましょう。ということを説いている。
「嘘をつくな」「正直であれ」「人に迷惑をかけるな」「他人に親切にせよ」「謙虚たれ」
大切なのはそんな「当たり前のこと」ばかりなのだ。
中でも氏が一番強調しているのが、「利他の心」という概念。
すなわち 「してもらう」側から「してあげる」側の人間になりましょう、思いやりの心を持ちましょう。ということだ。
この心は成功を呼ぶ強い原動力になる、のだそうだ。
このほかにも氏の哲学には「仏教的」な考え方が沢山出てくる。
実際、会長職を引退した後「仏門」に入られているようだ。
この仏教的な哲学、ちょっと興味深いので勉強してみようかな・・・。
でも一代で巨大企業を2つも作り上げた稲盛氏。このようなソフトな話ばかりではない。
そのいくつかをご紹介・・・。
・人生や仕事の成果 = 「熱意」 × 「能力」 × 「考え方」
中でも「考え方」はどんな人間でも変えられる。しかも掛け算、可能性は無限なのである。
・「事を成したい」と思ったら、誰よりも強く、身が焦げるような熱意でもって「思い続けること」が大切。
「こうありたい」と思うこと自体に、それを現実にする力が備わっている。
・出来ないことがあっても、それは「今の自分」が出来ないだけにすぎない。
「未来の自分」には可能である、と未来進行形で考えることが大切である。
・「運命」は「宿命」ではない。善き思い、行いを重ねていけば「運命」は変えられる。
そして
私たちはいくつになっても「夢」を語り、明るい未来を描ける人間でありたい。
夢を描けない人間には「創造」や「成功」がもたらされることはないし、人間的な成長もない。
夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことを通じて、人格は磨かれていく。
「夢」や「思い」というのは人生のジャンプ台である・・・。
なんだか勇気が湧いてきたぞー!
こんな素晴らしい考え方に出会えるなんて・・・。
これからもこの読書習慣を続けていこうという「思い」が強くなりました。
稲盛さん、ありがとう。