もんく [とある南端港街の住人になった人]

完成形

今朝もどうにか会社に到着。

あれ以来こんなあたりまえの行程を、それもたった40分であるにしても、"どうにか"などと言ってしまう。何とも頼りないと言うか不甲斐ないと言うかである。

思えば第二次世界大戦後、ベスパが誕生してから既に70年が過ぎようとしている。つまりその基本形が考案されてからずっと少しづつ改良され今に至る中で、全くもって未だにこんな状態なのである。アイデアにもデザインにも恵まれたがどうしたわけか生産者には恵まれなかったと言える。(そう言えば、最近の型もベトナム製はやはり一段落ちるとバイク屋は言っていた。)

ただ、アイデアとプロダクションは全く違う分野の事であるから、仕方ないのだ。世の中には良いアイデアを出す人達、企業達は多くあるがだからと言って彼らが良い品質で生産できるわけではない。ベスパの場合にはアイデアが良くて生き残れたがそれを受け取った生産者はダメに違いない。

ところで、これを完成形に導く方法は無いものだろうか、と考える。

ベアリングを適したものに交換、材質変更、フレームも少しダンピングの効いた形に変更、振動対策、電気系統の整備、など、いくらでもできる事があるのじゃないかと思われる。ただし、それにはきちんとした技術が必要だけれども。

生産地での原価が安いので何か方法がありそうに思うのだが。
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