もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「NIKITA」 -愛は人を完成に導く

愛とを知る事は人を完成に導くものだろうか。

フランスでは子供は人間ではないものとして扱われると聞いたことがあります。人間として完成していないからです。NIKITAは20歳近くになっても人間になれなかったのです。愛と言うピースが足りなかったから。

充分な母の愛を享受できずに育ったNIKITAはそれ故に殺人マシーンの素質を持つのだが、皮肉にもマシーンとして完成してから愛を知る事で今度は人間としての完成の過程に入ってしまう。そうなればもう、殺人マシーンでいる事とは両立しない。

さらにその愛を与えた男とも分かれなければならない運命。さらなる皮肉。愛の悲しみまで知ることになるとは。



(結果:サスペンスでありながら詩情豊かな作品だと思いました。)

コメント一覧

楽蜻庵別館 みのり
TBありがとうございました。

orang-uさんの見方、面白いと思いました。

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