見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

本はたくさん並べられていれば良いってものじゃない

腕の痒みはまだまだ治らない。このまま腕1本溶けてしまいそうだ。メルカリか楽天で義手売ってるだろうか?Amazonでも構わないが。まあいい。


先日、活断層ハウスに友人が来て言った。「ここに本は置かないの?」
良いところ突いてくるねぇ。置くつもり。でも、今手持ちの本ときたら表紙眺める系の本ばかり。読んで面白い本はこれから集めようと思う。

ところで、活断層ハウスからそう遠くない場所に郊外型の少し大きな書店がある。ずっと以前からあるのでよく行っていた。そこにやっと今回行ったのだが、ガッカリだった。大きなガラス戸を開けて入るとどうやら棚の配置は変わっていない。縦並びの棚の最も右側は雑誌だ。変わっていない。雑誌の棚を奥まで行くと突き当たりは単行本の棚だ。これも同じだ。ただ、その左手のフロアを見渡すと、愕然。全部マンガだった。つまり書店のフロアの2/3がマンガ。後はほとんどが雑誌類。まともに読める本はとても少ない。

10分しないうちに書店を出た。

「ここに本は置かないの?」
「置くつもりだけれど、ただ置くだけというのはしないつもりだよ」

書店でも図書館でも本はただ背表紙をこちらに向けて置かれているだけだ。そこから取り出されて読まれる本はその中の何冊、何%だろう? 1000冊並んでいても数冊だけじゃないだろうか? 書店も図書館もだいたい寂しい。自分がここに本を例えば100冊置いて、そのどれかに興味を持って手に取る人はどれだけいるだろう? 絶望的な数字しか思い浮かばない。だからちょいと工夫が必要になる。

その知恵は何十年も前にある賢人さんがすでに案出している。それを真似てやってみようと考えている。詳細については今後のお楽しみということで。



明日は手術した病院へ行って検査と腫瘍の検査結果を教えてもらいに行く。朝8時出発だ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本でニャー2024」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事