ところで以前から気になっていたのですが、地上波のテレビ局の放送内容はどの局でも、何でも売っているデパート式でニュース、バラエティ、クイズ、ドラマ、ワイドショー等と何でも放送する事になっているのでしょうか?
最近はバラエティ番組が流行っているせいかどの局も同じお笑いタレントさんばかりが出ていて、テレビのチャンネル表示をONにしないとどのチャンネルで見ているか全然わからない。多分、タレントさんの視聴率の取れ具合とギャラのバランスで選んでいるからどの局も同じ人ばかりになってしまうのだろうと想像する。
これでは「ワオキツネザル」「クロシロエリマキキツネザル」「イタチキツネザル」「クロキツネザル」「ジェントルキツネザル」「チャイロキツネザル」「マングースキツネザル」「ネズミキツネザル」...とキツネザルばかりがいる動物園みたいなもので最初はカワイイと思うがそのうち皆同じに見えてきて飽きてくる。
つまり「テレビ局のビジネスモデルが日本にはたった一つしかない」し、ここ何十年も変わっていないのだ。どのテレビ局も全部「キツネザル」の仲間であってちょっとした違いしか無い。「パンダ」や「オオカミ」や「ゾウ」、「ライオン」はいないのだ。
バラエティのフジテレビがニュース番組を持っているのは、どう考えても可笑しいと思うが、フジテレビもNHK総合も同じ「キツネザル」の仲間だと考えれば仕方ないだろう。
テレビ局と言うのも官による許認可の餌食になっている業界で、有限である電波の分配と言う役割もあったのだろうが、勝手に何でも出来ないものだったし、そこに発生した既得権益もあってなかなか新規参入も無いものだからキツネザルからもっと進化した猿にはならなかったのだろう。
インターネットが流行っている最近でも「放送と通信をどこで区別するか」などつまらない議論で情報の供給側に制限を設けようとする考え方もあったり、ネット企業による放送局の買収を嫌がったりと、進化を妨げようとする力が大きいようだ。
とすればファンにとって大切なパ・リーグの優勝決定戦であっても視聴率取れない->CM入らない->収益にならない->放送しないとなるわけだ。ビジネスモデルとしてそれしか無いのではそうならざるを得ない。いくら視聴者が抗議しても無駄と言うものだ。
野球業界もファンもいつまでも発想の貧困なテレビについていく必要は無い。そんな事でテレビ局に抗議するより、大勢で見てもパンクしないようなインターネット放送をしてくれとソフトバンクに頼む方が現実的な時代だろう。
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ちはや
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