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もんく [とある南端港街の住人になった人]

消費税が無くなったよ

日本は消費税上げる方向はもう決定的だろう。遅いか早いかだけの事なんだと思う。が、マレーシア、今日から消費税(GST)はゼロ%になった。いきなり。

そりゃもう、この5月の頭に政権変わったから。公約だったし。6%って数字聞くといくらでもない気がするけれど、実際、スーパーマーケットでほぼ全ての物の値段が書き換えられるとだいぶ安くなった気になる.....らしい。

らしい、と弱気な書き方をするのは、聞いた話だから、キャサリンさんから。なので、今日のうちのお菓子箱、昨日までガラガラだったのにいきなり増えてた。フリーズドライのポテトのお菓子が2袋もあったし。

お菓子の話は置いといて、マレーシア、政権変わった途端にいろいろ変えてる。仕事が早い。うわっ、日本って政権変わった時、こんなだったっけ? そうでもないよなあ.... 印象としては、選挙前は威勢の良い事言ってても、なんだか古参の役人に丸め込まれてしまうのかな?、と言うような。

もともと、日本だと、何も変えない為に政治家選ぶ的なところがあるから人が変わっても政党が変わっても、やり方は何も変えない方が良い。それでほとんど全員、自分は保守だとか言い出す。保守と保守が争って何がどう変わるなんてあるわけない。それで終いには誰も政治に興味が持てなくなってる。

それに比べてるとマレーシア、単純明解的に見える。中身はわからないけれど、変えるって言って当選したら本当に変わったってのはわかる。最初だけ? でも、まあそれはそれ、多分、できるところまではやるんだろうし。よく考えてみると、政治家の仕事って本当は「変える」って事に尽きるだろう。今、何か問題があって、それをどうにかするってだけでも変えるって事だから。

そう思うと変えないを望むのはおかしい、選ぶ側として。

待てよ、政治家に限らないんじゃないかな? ちょっとした中間管理的な仕事でもしていれば、やっぱり仕事は総じて「変える」なんだろう。維持するだけだったらあまり何もしなくて良いわけだし。

最近は世の中いろいろ変わって便利な物やサービスが出てきているけれど、どれも海外発ばかりが目立っていて日本発はそうでもない。(ノーベル賞クラスの人もいるにはいるけど) それどころか、変えないで維持したいと言う欲求ばかりにも感じられるなあ。

ところで、いろいろ変えてるマレーシアだけど、国民全部がマハティールみたいな人ってわけじゃないと感じる。どっちかと言うと、実は日本人より変えない主義者だと思う。何かして波風立つより何もしないでいる方を好む。仕事見ているとほぼ完全にそんなやり方。新政権だけど、あまり大きく違う事をやろうとすると大変じゃないかな、と思う。

どうなる事やら。
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