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もんく [とある南端港街の住人になった人]

英語の文法は感情を表現するためのもの(分かりにくいので追記)

学習支援に行ってきました。2日目。英語。(こんな自分が英語やって良いの?というのは大いにある・・・)


いきなりですが、「私は20本以上のペンを持っています」を英語で言ってみなさいという問題が出ます。問題を出されたと考えると知っている単語を引っ張り出してきて、文法の知識に当てはめて正解を出すという方法で考えます。

そうでしょ? 自分も昔そうやっていたし、今でもそういうところがあるらしいです。でも、これが英語を難しくしているやり方だなと思うのです。だって、単なるパズルだから。


それで、全然別方向からなのですが、この歳になってやっと気付いたのは、文法って感情表現のためのものなのだなという事。簡単には、日本語でもよく言う「言い方」みたいな感じ。

「20本以上持っている」に欠けているのは「俺、こんなスゲーペンを20本以上持ってんだぜ!」なのか、「20本以上持っていますが、それが何か?」なのか、「事務所に置き忘れる度にコンビニで買って、それがもう20本以上だよ、とほほ」なのかがわからないというか、そもそも入ってないのです。


で、元に戻るのですが、つまりは、感情の要素が全然入っていない言葉をある言い方で回答せよという事になっているわけです。こういうのも英語をわかりにくくしている大きな要素だと考えます。なぜなら、文法は感情を表現するためのものだからです。

例えば完了形です。教科書では継続、経験、完了の3つの使い方があると説明されています。間違いではもちろんありません。でも、過去形で書けそう、言えそうな事を完了形にする場合もあり、どっちにすれば良いか迷う事も多いです。1分前に終わった事が完了形、3時間前だと過去形? そんなわけはありません。もし5年前にカナダに住んでいたと言うとき、どっちにするでしょうか。これは経験とすれば完了形、過去の出来事とすれば過去形です。「5年前、カナダに住んでいたけど、スゲー良かったんだ!」と「ああ、カナダか。そういえば、会社で駐在させられて住んでいた事あったな」の違いです。

ちょっと無理な例ですが、
It's good to watch the film.
To watch the film is good.
どっちも同じ事ですが、こんな程度だってちょっと興奮具合が違っている感じがしませんか?

もし、漫画で勉強してたらこうはならないかもしれません。漫画の主人公は叫んだり泣いたりするのと同時にセリフがあるので適用すべき文法が割合特定しやすいかもしれないというわけ。外国人で日本語を流暢に話せる人に聞くと漫画で勉強したという人が多い。逆に学校で勉強した人にできない人が多いと逆転しているのにビックリ。

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