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もんく [とある南端港街の住人になった人]

子供は能力があっても躓く

電気ガス水道他物価高で市が3万円くれるらしい。この事は前に出ていたので知っていたが、今日通知が来た。うちは収入無しの非課税世帯なのだ。

ところで今日来た申請書だが、A4の申請用紙に振込口座番号等全部手書き。それに銀行口座を証明する書類のコピー貼付けと、本人確認書類コピーの貼付けで両面使っている。まあ、良いよ、こっちは。

でも気になるのは、この紙を受け取って誰かがそこに書いてある事を端末に手打ちするだろうと想像すると・・・まあ、何とも申し訳ないとも思うし、いつまでこんな事を続けるのだろうとも考える。

それ以上言わない、今日は。

あっ、そうだ、せっかくマイナンバーカードで公金口座登録したのに使われてないのじゃないか? まあ、良いけど。


今日は夏休みの中学生の学習支援ボランティアに行って来た。個人的な事もあるのであまり具体的には書かないが、一つ感じたのは、子供にある程度の能力があっても学校の指導方法や親、学校が期待する結果の出し方が違っているとそれを無駄にするという事だ。

今日の子は学習能力はとても高いようだった。そして知識を自分の頭に入れる事も問題無くできる。けれど、学校や親は試験などで紙の上に答を書き込むというやり方でその結果だけを望む。効率を考えるとそれは仕方ないが、入れた知識を頭の中で上手く総合できるようになるには個々にその人(子)なりのやり方があったり時間がかかったりもするが、その部分についてはどこにもサポートが無いのではないかと考える。

例えば教科書には(英語)完了型があると説明されている。完了を使うのは動作が継続している場合、経験を表す場合、動作が完了した場合に使うとなっている。最後の2つはとりあえず今現在はその動作は終わっていてしていないが、それでは過去形を使ってはいけないのか?、という事がきちんと説明されていない。

が、しかし、学校の勉強ではとりあえず完了の形で文が書けるようになる。それは書き方を知ったから。そうなると次にあるのはもうテストだ。つまり、解答が求められる。そうなるとわからない事がわからないままになっていて、半分嫌になっている子はもう自分で勉強なんてしていないで放り出しているから、回答用紙に知っているものを手当たり次第に書くという手段をとる。当たりがあるかもしれないというだけだ。

そういうわけで、知識を詰め込むやり方と、解答を求めるだけの学習の間を埋める何らかのやり方が必要なのだろうと考える。
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