もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア その7 -言葉の違い

マレーシアで使われる「マレー語」はインドネシアの「インドネシア語」とほとんど同じ。だからインドネシア語を少しでも覚えている人にはマレーシアは楽に旅行できるところ。

...のはずなんだけれど、聞いていると何だかちょっと違う。

肝心なところが聞き取れない。
単語が所々違っているせいで「?あれあれ?」と戸惑っているとその続きが聞き取れない。日本にずっといて耳が日本語耳に戻っているせいだ。わからない単語が出てくるとそこで思考がストップしてしまう。

ちょっと前にもマレーシアには旅行したのだけれど、その時にはよくわからなかったちょっとした違いが今回になってやっと、ほんのちょっとだけ分かったのでここに一部だけだけれど書いておきます。



以下、インドネシア語が分かる人向けです。

「居る」の「ティンガル」はマレー語は「ドゥドゥク」(座る)を当てるみたい。
日本語で言う「居座る」と言うニュアンスに近いのかも。

「話す」の「ビチャラ」は「チャカ」らしい。

「~したい」の「マウ」は「ナッ」で、
(動詞)否定の「ティダ」は「タッ」だそうだ。

「トイレ」は「タンダス」か「ビリッ アイル」になる。
「ビリッ」はインドネシア語で「カマル」(部屋)のこと。
もちろん「アイル」は「水」で同じ。

「トイレはどこですか?」は「タンダス マナ?」と簡単に。
「マナ?」は本当は「ディマナ?」だけど、口語では省略しているらしい。
これはインドネシア語でも同じかと思うけれど。

ついでに、バリ島でよく言う挨拶の「クマナ?」「どこ行くの?」はマレーシアでは使わないらしい。そもそも「こんにちは」みたいな挨拶の言葉はあるけれど全然言わないみたい。バリのおじさん達と同じで目で挨拶するだけ。地元の人どうしでも口を開いてわざわざ挨拶だけするのは見ない。もちろん観光客に対して「スラマッ パギ」「おはよう」はあるけれど。

ついでに「部屋空いてますか?」は
「ビリッ コソン アダ?」程度で、丁寧な言い方は不要らしい。
「コソン」は「空き」のこと。数字の「ゼロ」でも「コソン」を使うのはインドネシア語と同じです。 

呼びかけの言葉「すいませーん」は「プルミシー」だけれどもっと謝りの言葉に近いニュアンスの「マアーフ」を使う。
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