2022年9月12日
いよいよ輸出許可証をもらう為の検査の日。この工程は個人で予約できないのでエージェントさんにお願いしたところ。持っていく書類を指示され、待ち合わせの場所ち時刻もWhatsAppで指示された。
必要な書類は
1. FormACと添付レター(先日クリニックでサインとスタンプをもらった物)
2. 日本政府の輸入許可証(NACCSで申請して申請された)
3. 狂犬病抗体検査証明書(RIASで発行された物)
4. 猫の健康手帳(狂犬病ワクチンのステッカー添付あり)
それ以外にも自分のパスポートのコピーや航空券のコピーを持って行ったが必要なかった。
そして、待ち合わせ時刻は朝の8時30分。警戒しないといけないのはちょうど通勤渋滞がある頃だという事。高速の入り口の渋滞は計算に入っていたので、通常の2倍の1時間半かかると思い、出発は朝の7時にした。いくらなんでも2倍はかからないと思いきや、ちゃんと2倍かかった。なぜなら、高速道路上で事故が発生したから。マレーシアの場合、一般道が発達していないので高速を降りて別の道を行くという選択肢が無い。でも8時半から10分以内の遅れで済んだ。良かった。
ただ、運転の途中でもう1点、不安になった事があった。それは、エージェントさんから送られてきた集合場所の写真。思っていた建物と全然違った。
この写真の建物が運転中にWhatsAppで送られてきた建物。おいおい、前に予習で来た時にはこの建物じゃなかったはずだぞ。もしかして場所間違えていたのか? と言ってももう遅い。ナビが指示する知った場所へとりあえず行くしかない。
でも、行ったら、この建物がちゃんとあった。良かった。思っていた場所は左側だったが、これは右側にあった。後からわかったのはGoogleマップの記述がわかり難かった事。
DVSで検索して出てくる場所と実際のDVSの範囲が違った。予習で来た時にはこの建物のガードハウスの人にDVSはどこかと聞いた。知らないと答えた。そして建物の向かいにある平家の馬や牛が入っていそうなところがそれだとわかり納得して帰った。だが、実は、その「知らない」と言っていたガードマンのすぐ後の建物が検査場だったというオチ。
ちなみにこの場所はShahAlam。Selangor州に住んでいたらここに来る事になるけれど、KLや別の州の人は同じ機能の役所が別にあるのでマップで調べてください。
そして、入場。
エージェントさんが駐車場で待っていてくれたので、到着してすぐに入る。
そしてすぐに、書類提出。実は猫の検査以上にこれが最も重要。検査と言っても既にクリックで医者が診ているので、それは一応信用されているから書類が揃っているのが重要。書類はエージェントさんがまとめて提出してくれる。
次は小さな検査室に入って実検査。まさかと思ったが自分も入れてくれた。ステンレスの台の上に猫を1匹づつ取り出すと検査員さんが毛を掻き分けてノミ、ダニの痕跡を探す。耳もちょっと見て清潔ならそれで終了。とても簡単。(行く前に綿棒で耳掃除しておく方が良いでしょう。)
今回、皮膚にアレルギーのあるつぶあんはクリックのレター提出をしたが、サインとICチップ番号とスタンプが無かったので正式書類が出たら(提出してしまったので)クリニックに再度行ってもらうように言われた。
さっさと終了。後は輸出許可証が出たらエージェントさんが送ってくれるそう。30分かからず終わり。ちょっと拍子抜け。
それにしても、マレーシアの場合、車が無いと何もできないなと思う。このDVSに車無しだったとして、Grabやタクシーで猫や犬のクレートと人間を一緒に乗せてくれる車が見つかるのだろうか? もちろん今回のエージェントさんはそのサービスをやっているけれど、エージェントさんや地方によっては自分で行かないといけないわけだし、犬が大きかったらさらに大変だろう。