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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア→日本:猫の引越 海外からマイクロチップ登録

日本では猫や犬のマイクロチップ装着と登録の制度が始まっています。これは、知らないところへ連れて行って、ご飯を食べさせたり散歩させたりした時にいなくなってしまった場合の助けになるはずですが、基本的には私たちが国内に入ってからでないと登録できません。マレーシアから日本へ猫を連れて行く途中で何かありますと役に立たないのです。

以下は環境省のサイトへのリンクです。(2022年から立ち上がったもの)

環境省_犬と猫のマイクロチップ情報登録について [動物の愛護と適切な管理]

そこで、「帰国予定であり、検疫のNACCSへも登録してあり承認もされているが海外から登録できませんか?」とメールで問い合わせしてみましたが、返事はありませんでした。

しかし、必要なものは少なく、誰にでも用意できるものでしたので自分でやってしまう事にしました。

必要な物

  1. マイクロチップ装着証明書
  2. バーコード(マイクロチップに付属していたステッカー)
  3. 登録料支払い用クレジットカード等
  4. 日本の住所と電話番号、メールアドレス
  5. VPN(明示的に日本に接続できるもの)

 

VPNの用意

サイトが日本からしかアクセスできないのでVPNが必要になります。ですが、商用(無料)VPNが本当に安全なのかはわかりません。自分で安全に対する対策はしてください。

  1. できるだけ信頼できそうな会社を使います。
  2. 支払いはプリペイド式のクレジットカードで。

今回使用したのはProtonVPNです。Protonはマレーシアの自動車会社と同名ですが無関係なヨーロッパの会社です。この会社は一応信頼できる会社と言われている事と、日本に接続できるからです。日本を指定して接続できないVPNでは環境省の登録サイトにアクセスできません。

 

 

マイクロチップ装着証明書の書式は環境省のサイトからPDFかWord形式でダウンロードできるのでそれを使用して自分で中身を編集。

印刷した装着証明書にステッカーを貼っても良いのですが、バーコードはアップロードする時に自動読み取りされます。ただ、ステッカーを貼って全体をスキャンした時にスキャナーの解像度の問題で読み取れない場合があるので、私はバーコードだけ別にスマホで写真撮影して編集中のPDFに貼り付けました。(LibreOffice使用→編集してからPDFとしてエクスポート)

 

登録の手順は下記です。

「マイクロチップ情報の登録」をクリック。

次の画面。

次の画面。

次の画面でマイクロチップ番号を記入し、登録証明書をアップロードする。

次の画面はオーナー登録。

次の画面で猫の登録。

念の為、コメント欄にマレーシアで生まれてマレーシアでマイクロチップ装着したと記入した。

次の画面で登録内容の確認。

支払い方法を選ぶ。クレジットカードを選んだ。

クレジットカード情報を入力する。

マレーシアで発行されたプリペイド式カード(BigPay)にした。ちなみに現在のレートはRM1あたり30円程度なので約RM10の残高があればOKだった。このカードを利用している理由はセキュリティ。入れた金額までしか被害は出ないので。

支払い画面。

上の画面の「サイトに戻る」をクリックすると次の画面になる。

この画面から登録証明書をダウンロードする。(これとは別にメールにも来る。)

このようなファイルがダウンロードされる。猫の名前等の詳細が書かれているわけではなかった。

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