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もんく [とある南端港街の住人になった人]

チーチ3号改造計画 その1 (創世編)

世界征服をたくらむ秘密結社チョッカーはチーチ3号を拉致、
そして近く改造しようと計画している。

チョッカーの総統であるチリ紙博士は密かに部下に命じ、改造に必要なパーツを集めさせた。
パーツはKLにあるいくつかの地下組織が隠し持っている物である。
多くのパーツは赤の国から秘密のルートを通って運ばれている。
未だかつて、そのルートを解明した者は誰もいない。

今日調達されたパーツは以下のような物である。


ただ、このパーツの中にはチーチ3号以外に使われる物もある。
チーチ3号に使われる物は、
1. 心臓部となるArduino nano
2. …なんだよ、それだけじゃん!

その他はチョッカーの別のプロジェクトに使われる。

実は、MP3モジュールは間違って買った。
これhスタンドアロンでMP3プレーヤーとして使えるもので、袋を開けるまでわかっていなかった。
なぜなら地下組織の保管庫内はガイコツの中にロウソクを灯しているだけなので暗く
判別不能だったのだ。
だが、チリ紙博士はこれを持ってきた戦闘員に容赦はしない。
先ほど大阪名物パチパチ・パンチとなった。

袋を開けてしまったために返品できなくなったのだ。
まあ良いわ、秘密結社のどか適当な費用に混ぜて申告してしまおう。
秘密結社はあらゆる物を闇に葬るのが上手いのだ。

また、代わりに別の地下組織に素早く連絡を取り、チーチ3号に適用可能なMP3モジュールを予約した。
秘密結社と地下組織の間でも今はオンラインでカード決済が利く。
平和ボケした人間ども、秘密結社がお前らの決済システムを便利に使っているとは想像もしまい。
フッフッフッフ…(笑)



人間どもよ、メイドカフェの土産に一つ良い物を見せてやろう。
Arduino nanoはこんなに小さいのだ。
名刺に乗せてある、これだ。

これは正規に作られたArduino nanoではない。
愚かな人間どもはそんな事にも気付かなかっただろう。

これは秘密結社が赤の国のQと言うコードネームで呼ばれる技術者に作らせた
精巧なコピーなのだ。

そう、このサイズであればチーチ3号の機敏な動きを全く阻害する事なく組み込める。
脳に埋め込むか、それとも背肉に貼り付けるか、しれともカルビにするか、
これは後でチリ紙博士が決めるであろう。

予定しているパーツは今のところあと2つ。
1つはさっき言ったMP3モジュール、これでチーチ3号は悪魔の声を手に入れる事だろう。
もう1つはショックセンサーだ。
ショックセンサーはチーチ3号が敵と戦ってダメージを受けそうになった時に効果を発揮する。
敵の攻撃によるショックに素早く反応して
何と、悪態をつくのだ。

これには人間ども、さぞ驚く事だろうよ。
はぁーっはっはっは。(笑)


ところで、不気味に光るあの青い目だが、これは殺人ビームに生まれ変わるはずだ。
楽しみに待っておれ、愚かな人間どもよ。
新生チーチ3号の出現に逃げ惑うお前たちの姿が目に浮かぶようだ。
マレーシアのカキ氷、ABCでも食って待っておれ!
ピーナツとコーン缶にちょっと違和感があるぞ。
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