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もんく [とある南端港街の住人になった人]

突然の面接で慌てる

面接って言っても自分が転職するとかではないのだ。

ちょっと前まで10人かそこら面接して新しい人を採っていたのだけれど、
今入ってきていたのはやっと1人のみ。

そろそろもう1人入ると決まっていたのが突然キャンセルになっていたらしくて、
そのキャンセルの情報が来る前に次の面接となって慌てた。


まったく、そうならそうと先に言って来い!
と言うところだが、マレーシア全体的にそんなものであって、
特別な事ではない。
(後でイヤミを言ってやろう。)

今日、面接に来たのはディプロマ・レベル。
日本で言えば工業高校卒業だか専門学校卒業的なところらしい。
実際はあまりレベルが高いとは言えない。
感覚としては工業高校を卒業していなくて入学しましたみたいなレベルだと思う。
つまり、教科書は渡されたけどまだちゃんと読んでなくて、そう言うことに興味あります、程度。


そんな人が来てしまったからと言って、ハイ、ダメです。
とは言いません。
来てくれるならけっこうけっこう。
何しろ大学出てるレベルが来たって仕事上はそう変らないわけだし、
そっちは給料が何倍も高い。
それにKLから遠くないとは言え、郊外の華やかでもない車で走ればホコリがブンブン舞うような
そんな工場にあえて来るハイスキルの人材なんて100%あり得ないのだ。

このご時勢、どこにも行くところが無くて、お金が欲しくて、
服が汚れるて残業ばかりで週に6日、夜勤もあるそんな仕事でも、
まあ、仕方ないなと思ってくれる人が来れば良いのだ。

プライドが高くて失敗を怖れて何もできない人よりずっとマシと言わざるをえない。


ところで、その面接に来た若者、何と....
明日から出勤すると言っているらしい。
簡単で良いね。
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