痛かった上半身が4日目になってやっと回復の兆し。どうしても筋肉には最低4日間は必要なようだ。明日は朝から近くの病院(紹介状をもらった)へ行くが、さらにマシな状態になっている事を祈る。
昨日、空家の事について書いたが、関連してちょっと追加。
皆知っての通り、日本政府の財政は逼迫している。そして高齢化が進んでいて医療等の福祉の経費は増大の一途を辿っている。さらに、行政の仕組みは一般人が税金や保険料を支払うに対して行政はそのお金を使ってサービスするというふうに二分されている。この仕組みだと税収+保険料等の収入=(または>)サービスコスト+イニシャルコストでないと成立しない。普通に足し算引き算の問題。
お金の問題と同時に出てきているのが、サービスをするのは誰かという問題。これは行政に関わる公務員がいて、追加で税金が注入されるサービス業者がする。サービス業者には利用者負担分も追加されて入る仕組みになっている。ともあれ、税金や保険料から来るお金が入るところだけがそれを行っている。
つまりは、この社会の中では「払う人=使う人」と「サービスする人」にパキッと別れていると言える。
そうである以上、払う人がサービスをちゃんと受けようと思えば払う額面を多くするしかない。(飛行機買わずにサービスに回せというのも無いではないが) でも、現実的にはこれまでの政治家がめちゃくちゃやってきてこうなってしまったものを巻き戻す事はできないという事は言える。無銭飲食した人に払えないなら胃の中から皿に戻せと言えないのと同じだ。
それで、最近の議論としては、払う人とサービスする人をきっぱり分けないでやるしかないのではないかというところ。身近な例で言うと、役所の公務員はサービスを受ける人に比べると人数は圧倒的に少ないし、一人暮らしで家から出られなくなって困っている人に対してさえ未だに申請主義を貫いていて施策をその部屋の中まで浸透させる事は到底無理だ。なので、そろそろ誰のものときちんと言えなくもない場所ややり方やサービスというのを設定して皆で無理ないようにやるように変えていくという事だ。今もあるけれど、近所の共同ドブ掃除みたいなのを拡張していく感じだと考える。
でも、そういうのが嫌で昔の人は(今の高齢者にあたる)田舎を捨てて都会へ出てきたのだが・・・