ヤマザキ春のパンまつりのステッカーが中途半端に溜まった。もともとあまり買わないし、安いパンばかりなので4月末までにお皿はもらえないだろうと考えていたらその通りになった。
それで、この中途半端ステッカーをどうするかだけれど、捨ててしまうという有力な選択肢はあるが、誰かがあと1点足りないとか、3点足りないなどと言うのであれば差し上げても良いなと考えた。そこで、近所のスーパーの袋詰めする台の上にでも置いておけば誰かが持って行くだろうと思ってそうキャサリンさんに言った。どうしてかというと、同じ事をマレーシアでは皆やっていたし、自分たちもやっていたからだ。マレーシアのAEONでステッカーを集めると包丁が貰えるみたいなのがいつでもあって、普通は要りませんと言うのに間違ってもらった場合は次の人の為に置いて帰っていた。また、マレーシアでは前の人がポイントカードを持っていないと後ろに並んでいるこちらに「あなたにポイントあげる」とレジで言ってくれる事も多い。それと同じ事をヤマザキのステッカーでもと思った。
が、驚く事に、キャサリンさんは「そんなことするなら近所でなくて遠くで」のような事を言う。そしてただ「そんなこと」じゃなくて「そんな変なこと」と言う。マレーシアでは普通にやっていた事が日本では変な事になるらしい。
どうも、言葉が完全にはわからないとか、外国人で勝手がよくはわからないという言い訳的な感覚はsnsに匿名で書き込みするのと似た感じになっているように思われる。まあ、仕事だったりすればそうもいかないが、日常の事であればそうなのかと思う。ふーん、なるほどというわけ。
そう言えば、街を歩いていて知らない人に挨拶する時、遠くから来た観光客には気軽にできるけれど、近所の人かもしれない場所だったりすると逆に匿名性が薄れるからか自然に警戒して躊躇するとような感覚は確かにある。別にどうって事ないのだけれど。