もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシアの大学

英語の先生に予習はしなくて良いから新聞を読むようにと言われてできるだけ目を通すようにしている。平日は普通はSUNと言う無料の新聞がセブンイレブンに置いてあるのでそれを、休日はホテルに来るSTARにしている。

全部英語なので全部読めるわけではないからどうしても広告が目につく。その中で多いのが大学の広告だ。日本と同じで学生の奪い合いが激しいのかなあと思う。先生に聞いてみたところ、以前はそれほど大学が多くなかったが、最近多くなったと言っていた。



ホテルのオーナー家族の大学に通う娘が週明けによく来る。濱田マリに似ている。経営を学んでいるらしい。大学にかかる費用は全部で8000リンギット(24万円ほど)だと言う。どう言う大学だかわからないが、そこは安いのだそうだ。

濱田マリによれば、インターナショナルのディプロマではなくてローカル(マレーシアの学位)だからと言うような説明だった。


それで注意してその関係の記事を読むと、マレーシアの大学事情もいろいろあるらしいと分かった。

マレーシアには英国など外国の学位が取れるシステムがあるらしい。詳しくはまだよくわからないが、マレーシアの大学が英国の大学と提携しているのか、それとも英国が認定するのか何かあるのだろう。

今日の新聞には英国の大学がマレーシアに進出するようなの事も書いてあった。これで国外に出なくても英国学位が取れるらしい。これは羨ましいことだ。

関連ニュースでは最近中国からの留学生が増えたようで、学生の交流が盛んらしい。中国の学生もマレーシアの国際的が学位を目指してマレーシアに出てくるようだ。中国政府は中国の大学の学位をマレーシアに認定してほしいと交渉しているらしい。それで学生の流出が食い止められると思っているのかどうかはわからないが。

マレーシアの学生はインドの医学、歯学部に留学するのが流行りらしい。インドの医学部はとても高いレベルになっていると評判だとか。以前にマレーシアに来たときにたまたま路を聞いた学生もインドの大学の休暇で戻ってきたところだと言っていたのを思い出す。

インドの学生も高くて遠いヨーロッパに行くよりマレーシアで学びたいのだそうで、新聞によるとインドの大学をプロモーションするイベントがあったり、相互に交流する話し合いが行われているようだ。

マレーシアの学生にはオーストラリアも魅力らしい。それはどう言うわけかはわからないが、イラン人も中国人もマレーシアを経由してオーストラリアの大学に進学したいようなことを言っていた。


その時に日本の話なんか全然出てこないのは仕方ない。だって英語が通じないし、学位は一応認められる可能性があると言ってもインターナショナルではないわけだし、マレーシアでは日本はもう過去の国になったみたいだ。新聞にもほとんど記事になるようなことが無い。新車が出たときだけかなあ。

日本からのニュースでは、東京の有名な4つの大学が合同で就職説明会を開くと書いてあった。けっこう情けない気がしてきた。不況とは言え、そこまで面倒みてやらないとダメなのか。




追加
よく考えてみると、日本の高校生は高校の間にみっちり英語を勉強しておくと、就職の世話をしてくれる日本の大学行くよりも海外の大学に行く方が多くの学生にメリットがある場合もあるのではないかなあ。学費の問題ばかりでなくて、国際的に活躍できるようになれば選べる仕事の範囲は世界中まで広くなるのですから。日本で海外進学と言うとその情報は先進国ばかりです。マレーシアは日本であまり注目されていないですが、世界から注目されない国ではない(西洋圏とアラブ圏の橋渡しみたいな役目も担う国なので)ですし、マレーシア意外でもこう言う取り組みのなされている国はあるかもしれません。

もし自分に子供がいたらこれも選択肢に入れると思いますね。
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