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もんく [とある南端港街の住人になった人]

久しぶりにマレーシアの秋葉原

久しぶりにマレーシアの秋葉原、ローヤット・プラザへ行ってきた。ああ言う場所は嫌いではないのだけれど万年仮住まいなので物を増やす事もできないが、その前に新たに必要な物が発生しなかったのでずっと行く事が無かった。

しかしながら今回はちゃんと買うべき物があっての事。なぜなら今日の買い物は会社の物を買うのだった。それは何かと言うと、Wifi中継機、それにデスクトップPC用の無線LANだ。ネットワークを使う場所が工場の端なので有線でなくて無線で中継する事にした。

TP-LinkのTL-WA855REは中継機として1個、有線ハブからケーブルを伸ばして取り付けるアクセスポイントとして1個の合計2個。PC用の無線LANは同じメーカーのTL-WN822N。同じメーカーの方が上手く行き易いだろうと思って揃えた。30mケーブルも込みで約RM300と日本円で8000円未満と安い。もっと上のグレードでデュアルバンドと言う手も無いでは無いが、どうせ繋げても3台かそこらだし当分これで間に合うはず。それにどこにも電子レンジなんて無い。


ところでなぜこんな買い物を自分でやっているかと言うと、ずいぶん前にエンジンに依頼書を書いておいたのに何もやっいなかったのだ。原因はよくわかる。こんな大した事の無い仕事でも自分で選べないからだ。パソコンやデジタル機器にあまり関わった事が無いのだろう。もっと他の機械の仕事なら業者さんにお願いすれば自分のわからないところを補ってやってくれる。が、これ関係は今まで依頼が無いのでどこの誰にお願いして良いかわからなかったのだと思われる。

普通にローヤットでも行って店員さんに聞けば良さそうなものだが、なぜかそうしない。そこで思考停止が始まってしまう。そこから延々数ヶ月、何も起こらないままに月日は過ぎた。待てたのは最終的に今後入荷する新しい機械にさへ繋げれば最低限の要求は満たすので、忙しさに紛れて放っておいたのだ。直前になっても買うだけの時間がありさへすれば良いのだし。

それももうちょっと王手がかかる時期になってきて、そのネットワーク設備をあてにしてもっと別の事もやろうと思っていたのも手伝って今日ローヤットへ行く事にしたのだった。


ところでこの、ローヤット・プラザって、同じ物を小さな店がそれぞれ売っている。小さな店と言った時の小ささ具合は日本の秋葉原のビルの中にあるテーブル1枚位のあの店と似たような規模なのだけれど、実は別にそれほど放り出し物があるわけで無くて、普通にメーカーが完成品として出している普通の物を売っている。そうなると値段勝負みたいなものだけれど、そのあたり秋葉原を知っている自分にとって甘いな、と思うようなところがある。

実際値段を聞いてみるとそれほど安くもない。今時通販で買った方が良いんじゃないのと言いたい値段だったり(値切っても)、上の方にある何でも揃っている量販店で買って方が安かったりもする。量販店なら自前で修理受付窓口があって売り逃げされなそうな安心感もある。それで、なぜわざわざ高い値段でその小さな店で買う必要があるのか未だに理解できないでいる。売る方も売る方だけれど、買う方も買う方のように思う。

世の中、どんな仕組みで動いているんだろう? 不思議だ。 図面の読めないエンジニアがいるのと同じ位に不思議なのだ。
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