朝食をとり in マラッカ

ホテル・プリは食堂もなかなか雰囲気が良い。

マラッカらしくコンクリートの壁に囲まれた細長い場所が中庭風になっていて外界と隔絶された閉じたパラダイスを演出している。一般家庭でもそうした場所があるのかどうかわからないが、他のちょっとしたレストランにもそれはあるようなのできっとどこもそうなのだろうと思う。

間口が狭く壁が比較的高いのでそうした場所を作らないと中が真っ暗になってしまう。それを避けると言う事情もあるに違いない。面白いのは奥に向かって細長い敷地に対して家を置くに向かって長く建てるのではなく、横に短い家を何層にもわたって建てていることだ。その建物と建物の隙間が中庭や明るい居間になっている。このホテルの食堂が例外的に縦に長いのは宿泊施設ようにちょっと改造されたことによるだろう。


朝食の中身は高級ホテルじゃないのでそれなり。ビュッフェ形式なので選べるのは良い。このレベルのホテルであるとまだ専門のコックは雇えないのかもしれない。宿泊費が安い割りに部屋をキレイにしているからそんなものだろうな。充分だね。


窓から入ってくる風がさわやかだ。