知らない方が罪は軽いか？

マレーシアに来て8年半、居れば居るほど重箱の隅突くような事ばかり書く事になっている。読んでいる人はさぞつまらないだろうと思う。けど、その前に読んでる人なんてほとんどいないだろう。心配する事じゃ無いか。

さて、重箱の隅シリーズ第273段です。


マネージャーだけ集まるミーティングが月に1度ある。そこでの話題の1つ。前にある設備が煙を出した。もう1ヶ月以上前、あれ？2ヶ月だったか？ ともかくずっと前。予備の設備なので使わなくても済むのだけど、それがどうなったかと言う話。

どうなったかって言うのは、修理できたかとか、調査の結果はとかの意味。で、エンジニア曰く、温度が1度か2度しかちがわなかったから大丈夫だと。すかさず、ならなぜそれを早く言わない？ こっちはずっと休眠設備として扱ってるから使う事ができないでいると。

でも、それ聞いてはいそうですか、と素直に使うわけにはいかない。なぜなら、こちらで人に測らせた結果はその言葉とはだいぶ違う。それにどうせヤツら、ちゃんとできはしないだろうし。

それで、一応もう1度別の設備でも測ってみようかなと思って工場のその場所に行ってみた。ら、それどころじゃない。温度が設定まで上がっていない。別に設備としてシリアスな問題じゃない部分なのだけど。おいおい、直せよ、とテクニシャンを呼んだ。

後から見に行くとさっきよりはマシだったけれどまだ2点のうちの片方の温度が低い。エンジニア呼ぶ。なぜこうなってるの？ 答えて、それはそっちの作業員に聞いてとか。アホかオマエ、同じ容量のヒーター付いてて同時にONしてこの差かよ！ おかしいと思わないのか！？

残念だけど思わないらしい。ホントにアホだ。

同じパワーのヒーターが付いてて同時にONして表示がこんなに違ったら、危険だろ。温度が低いから良いとかじゃない。低く表示されるからパワー入り過ぎて実際の温度はモノ凄く上がってるはずだ。そんなの表示見ただけですぐ想像できるだろ！


とりあえず、バカ相手にしてても仕方ないので月曜日あたりに自分で何かしよう。それまで事故にならないように小細工して。

しかし、これでまた事故になったら自分のせいかな？ 知ってたわけだし。知らないで正常と言い張る方が罪は軽いだろうか？