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もんく [とある南端港街の住人になった人]

肉骨茶はお茶ではない

「肉骨茶」と書いて「バクテー」と読む。

バクテーはマレーシア名物中華料理のようなもので。この読み方も中国語(たぶん広東語読みかと思う)から来たもの。この料理が生まれたのは昔港湾施設などで働くためにマレーシアに来た中国人労働者がスタミナを付けるために朝食に食べたものだそうだ。お茶が使われたために茶となっているけれどもお茶ではなくてスープ状の食べ物だ。(写真手前)

味は日本人には全く馴染みの無い、どちらかと言うと豚肉を入れた漢方薬ようなもの。始めて食べた人がこれを美味いと言って食べるかどうかはわからないがそう言うものだと思って食べるとまた食べたくなる。

バクテーの有名店は8月までいたKLのビンタン地区のホテルのすぐ裏の店なのだけれど、今日食べたスバンのサミット・ショッピングモールの上階にあるこの店の方が美味しいように思う。それにこちらの方が豚肉の量がかなり多くて柔らかい。

イスラム国家にいると豚肉を口にする機会が少なくなることもあって、こう言う料理があるのはとても嬉しい。
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