また半ジャンクのKancraftパワーアンプを修理することになった。(なってしまった)
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今朝突然、左の音が出なかったり小さかったりした。昨夜は問題無かったはずなのに。
ああ〜あ、そろそろ本当に終わりか?と思いもしたが、スピーカーターミナルが前から調子悪い気がしていたのでその程度ならメルカリでパーツを買って交換してやればよいかと思い、カバーを開けてみた。いつもの通り、いつものネジをいくつか回すだけだ。
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結果的にはスピーカーターミナルは分解してみても全く錆などは無かった。メッキが強いようだし、バネもダメになっていない。
すると、どこが悪い? と振り出しに戻る。
あっ、その隣にあるRCA端子に半田付けされている電線(単線)がポロリ。これか?と皮を剥いて錆びていない面を出して半田付け直し。結果としては元に戻った。
よく、基板上の半田付けをやり直している人がいるが、どうやらニッケルメッキと銅線の方が相性が悪いのではないかと思われる。これまでの修理も全て銅線がニッケルメッキパーツに半田付けされている部分だった。基板上は今のところ問題が無い。
まあ、そういうわけで今はちゃんと良い音が出ている。
良い音、そう、良い音だ。このKencraftはマイルドなサンスイほど個性的ではなくてとても素直な音という感じ。そしてバックグランドが静かな感じ。これとても重要。だから音がきれいに聞こえる。そんなわけで、特に名機というほどでもないが諦めたくないのだ。
ところで、10月13日に止めようと思っていたレコードの話だが、レコードプレイヤーだけ半ジャンクを買ってみようか、どうしようか?と思っている。まあ、安く入って使わなければ売れば良い(売って損にならない値段でないと買わない)わけだし。どうするかわからないが。
近々、最近開店したあるカフェにある壊れたアンプをチェックしに行こうと思っている。出力のところのリレーとかスイッチ程度なら直せるだろう。コンデンサとかトランジスタとかだったらたぶんお手上げだろうけれど。外してチェックして交換なんてしたくないし、できない。