もんく [とある南端港街の住人になった人]

朝のミーティングにて

5月18日で今の契約が切れるが、会社が手続きの仕方を知らないので実際にいつまでになるかがわからない。しかも今日は昨日の選挙の代休としてマレーシア政府が公休にしてしまったので問い合わせ先であるイミグレーションも休みだ。

毎週月曜日の朝8時からはチームミーティングがある。

上司の小さなオフィスにイスを並べて先週末までにやったことを報告してコメントをもらう。ほとんどが化学の人間なので聞いていてもよくわからない。よく分からないという意味は化学の事がわからないのではない。どんな方針に従ってそうした試験を行ったのか、そしてその結果となった理由、試験をするまえに何を想定していたのか、そうした論理的な説明がどう言うわけか化学の人には必要ないようで、こうなったから失敗、成功で終わってしまう。なので意味がわからない。

聞いている上司も化学専門でしかもこの会社で長くそれをやっているせいで、何も疑問を感じないらしい。その結果がこの会社ではダイレクトに生産工程に移されるので怖い。怖いと言うより、上手く生産できていないのが実態だ。

上司は彼らの報告にその場でコメントするがどうもほとんど一般的な指摘で終わる。特に深い内容ではない。それがダメだったのならあれとそれも見てみろ、程度だ。どうせ今聞いて今答えるのだからたいした意見にはならないのだ。それを中華系らしく強く言う。なので報告者は次週までにそれをしてみる事になる。要は自分の考えで深く考察したりできる余地が無い。残念ながら無意味なのだ。ミーティングも試験も。

しかももっと悪いのはその上司、自分のスマートフォンを見ながら報告を聞いて答えている。ミーティングの時間にそんな事が許されるものなのか?報告を受けている本人がである。

結局その程度の仕事なのだ。

なので今朝は電話を受けるフリをしてミーティングが始まってからすぐに抜け出して来てしまった。どうせ真剣に聞く事もないだろうし、何か言うだけ無駄なのだ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「どうにか4年目マレーシア」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事