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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア的に忘れるのを待つ

昼飯を食べに歩いて工場の外に出ます。
道の反対側には50cm位の用水路、つまりドブがあって、
その向こう側がすぐに別の工場の敷地だからトタン板で囲まれている。

そのある部分の下のところに穴が開いていて、
その前のドブの縁のコンクリートで固めたところにいつも大きなトカゲがいる。
1mまでは無いにしてもそれに近い大きさがある。

歩いて近づくと3mほど手前のところでこちらに気付く。
すると、サッと穴に身体を隠す。

今日はどこまで行ったんだろうとスマホのカメラを突っ込んで中を撮ってみた。
ああ、あまり遠くまで逃げていないどころか、
身体を隠したところで安心して止まり、行きすぎるのを待っているのか、と。




マレーシア人の時間に対する感覚と言うのはある部分とても"短い"。

何が短いかと言うと、忘れるまでの時間が短い。
今やらなきゃいけない事は、
あれ、これ、それ、そしてこっち....あたりで "あれ" の事を忘れている。

忘れていると言うのか、故意に忘れるのか?
とりあえず、気にならなくなるらしい。

当事者の顔が見えなくなるとすぐに忘れる。
または忘れたふりをする。
もしかしたら穴に入ってみんなが忘れるのを待っている。

みんながそんなだから集団でやらなきゃいけない事が何も行われない。
赤信号みんなで渡れば怖くない式の振る舞いになる。





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