土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

あたりまえのこと 

2013-11-17 18:30:50 | くじらの詩(うた)

あたりまえのこと

神様が 人を愛して くださること

夜に星が またたくこと

夜が明け 朝がくること


あたりまえのこと

冬がおわれば 春がくること

夏があり 秋が来て また冬がくること

決まったところに 決まったぶんだけ 雨がふること


あたりまえのこと

吸う息があり 吐く息があること

今日も 食事に ありつけたこと

眠りについたら 目が覚めること


あたりまえのこと

父ははたらき 母はご飯をつくってくれたこと

買い物に行ったら 買うものがあること

出かけた家族が またかえってくること


あたりまえのこと

それが いちばん ありがたい

だれも 感謝は しないけど

世の中から あたりまえが 消えたなら

わたしは きっと 途方にくれる



 


愛することを学ぶのに

2013-10-07 06:30:00 | くじらの詩(うた)

愛することを 学ぶのに いったい幾年 過ぎただろう

愛することを 学ぶのに 涙が幾つぶ 流れただろう

愛するものを 守るのに どれほど人を 傷つけたろう

愛することは つらいのに 愛することは やめられない

それは わたしが 愛の子だから

愛は わたしの ふるさとだから

生まれた まちを 愛するように

生まれた くにを 愛するように

それは 心にしたがう ことだから 

たとえ 小さな ひかりでも 

たとえ わずかな 希望でも

愛に生きる 誇りさえあれば

ふるさとに きっと かえっていけるから

また 一日が はじまる

愛の子の さだめを うけいれて

いきよう


悲しみのとき

2013-10-01 20:18:10 | くじらの詩(うた)

   

人には 時おり 悲しみの ときがある

悲しみはつらく 永遠の闇を 耐えているようだ

悲しみは 誰もが 避たいものだ

しかし もし人に 悲しみときなくば 

人はこころ乾き 潤いをなくすだろう

悲しみのときを 耐えよ

時おり 雨が降り 大地を 潤すからこそ

豊かな実りは 約束されるものだ

雨は かならず止む 
 
日の光さす そのときまで 

悲しみを忍び  耐えて 心を潤そう

悲しみの雨を 豊かな実りに変え 多くの命を 養うために
 
悲しみの中でしか  その慟哭の 涙の中でしか 見えないものがある

そのときに 垣間見る  やさしく暖かく 懐かしい 光
 
それが 神のまなざしだ

誇り高き 大和の国の人々よ 今こそ我々は 神を知るときだ


日本 

2013-08-20 18:42:10 | くじらの詩(うた)

日本 この国では 

年寄りは 敬うのが 当たり前

子どもは 可愛がるのが 当たり前

女性は 食べさせるのが 当たり前

弱者は 労わるのが 当たり前

人を見下す者は 軽蔑され 支配者権力者は 徳が求められる

多くの人にとっては 我慢は美徳であり 無駄遣いは悪であり 働くことを厭わない

このような国民が 数多く生きる国は 世界でもあまりないものだ


私は この国が 大好きだ

困っている人がいれば 援(たす)けたくなる 

援けを求められれば 過去の遺恨は 水に流してしまう

そんな 優しい国民なのに

今の日本は 国として 自信を失っているように思える

今の日本国民は 世界の中をうつろい 漂っているようにも見える


誠に 残念だ

ただ私は この美しき国が 大好きだ

歴史の波間に 消されてしまうには 惜しすぎる美しさだ

もう一肌 二肌 脱ぎ甲斐のある国 それが日本だ


アジアの人々に対する、日本の反省と謝罪 

2013-05-23 21:20:15 | くじらの詩(うた)

 
朝鮮半島のみなさま 本当にごめんなさい

我々は 彼の地から 引き上げるべきではなかった

さすれば 民族が分断されるような悲劇も

北朝鮮という ならずもの国家によって かつて愛した方々が 

あれほどの苦渋に満ちた人生を 送るようなこともなかった

引き上げるならば 

アメリカが 真に信頼できる国家であることを確認した上で

統一した状態で 統治させるべきであった

我々の力不足が 朝鮮の南北分断の要因だ 許して欲しい 


満州の方々には 誠に申し訳ないことをした

せっかく満州族の皇帝を擁立し あなた方の国家をつくって差し上げたのに

我々は それを守りきることができなかった

ソ連が連合国入りした際に 日ソ不可侵条約は破棄して 

沿海州やモンゴル、シベリアを制圧するべきだった

そしてこれらの地域に 満州をお手本にして 

新たな国家を 創るべきであった

さすれば あの時点で ソ連は崩壊していただろう

悪魔スターリンは 少なくとも失脚していたはずだ 

そして中共による 内モンゴルやウイグルの悲劇も 

歴史には 存在しなかっただろう

中央アジアや東ヨーロッパの国々も 長年ソ連によって抑圧されており

ゴルバチョフの降臨まで 不幸を味合わせてしまった

樺太や 千島列島の方々も同様だ

我々の力不足だ 許して欲しい


沖縄のみなさん 本当にごめんなさい

我々は あなた方を 守ることができなかった 

尊い同胞を たくさん失った 

断腸の思いだ

敵国を上陸させてしまったのは 返す返すも残念だ

もう二度と本土に 敵国を上陸させたりはしない 約束する


台湾の皆様には もはや謝罪の言葉が浮かばない

ああ我々は なぜあなた方の土地を 放棄してしまったのだろう

見捨てた と思われても 仕方のない判断だ

あなた方と我々は その時すでに 同胞だった

我々の 判断の間違いだ やはり引き上げるべきではなかった

さすれば 二つの中国問題など 存在しなっかたのだから

中国人民に 謝らなければならないとするならば 

我々が台湾を 放棄したことによって 

中国人民が 二つに割れる要因を 作り出してしまったことだ 

本当に申し訳ない 心からお詫び申し上げる