日本最初のハモンド輸入会社

日本で最初にハモンドオルガンを輸入したのはメンタムで有名な近江兄弟社です。↓

塗り薬「近江兄弟社メンターム」を中心に医薬部外品等を製造及び販売している。建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより1920年に「近江セールズ株式会社」として創業され、後に現社名へ変更された。キリスト教の信仰に基づいた社業では、「メンターム」など皮膚薬のトップメーカーとして着実な業績を挙げている一方、病院、老人保健施設、学校なども経営している。また、一時はハモンドオルガンの輸入を行っていた。
教会やミッション系の学校には今でも近江兄弟社が入れたハモンドオルガンがあり、時々修理に行ってます。

その当時の取扱書が写真です。
Ｂ－４の用紙裏表に簡単な取り扱いを書いてあるだけですが
電話が近江八幡五二六番ですから近江八幡には５２６しか電話がなかったと思われます。

電略　シガハチマンメンソレとなっています。電略とは鉄道電報の略らしいです。時代を感じさせます

近江八幡市になったのが昭和２９年です、この説明書には八幡町となっているのでそれ以前のものです。

こだわり派のオルガニスト

名古屋のロックオルガニスト、まっちゃんが開店祝いを持って奥さんと一緒に店を尋ねて来てくれました。昨日大阪でライブがありその帰りに寄ってくれました。

まっちゃんは写真のようにこれと言ったライブには、９０kのハモンドL－１００と６０kのレスリー１４７を持参するこだわりのロックオルガニストです
それにしても笑顔でレスリー１４７を１人で担ぐまっちゃん凄いですね

ロックの世界でギターに対抗できるキーボードは唯一ハモンド＆レスリーだと言ってました。私もその通りだと思います