OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

ワルター・ワンダレイ

2010年06月02日 | つぶやき
今朝、喫茶店でモーニングを食べてたらワルター・ワンダレイが流れていた
http://www.youtube.com/watch?v=sbHkgWD3gk4

これからの季節には毎年よく流れています。爽やかなハモンドサウンドの代表です

ず~と昔ワンダレイが広島フラワーフェスティバルにサンバチームと一緒に出演した時、交渉して広島そごうデパートの屋上でオルガン演奏と 翌日にホテルを借りてハモンド講師を集めクリニックをしたことがありました

当時のそごうデパートは全国のどの店にもハモンドが常設されていて,広島そごうにはハモンドの最高機種X-66を1階に置き毎日演奏していました


ちなみに大阪と神戸はX-77で神戸では今をときめく小曽根真も演奏していました


屋上での演奏と講師クリニックではこの頃発売されたB-250を演奏してもらいました

レコードを聴いてもわかるようにワンダレイはリバーブが命の演奏なので、B-250にはリバーブが付いていないのでリバーブマシーンを繋いで演奏してもらいました

初めて触るオルガンなのにレコードのような爽やかな演奏をして感動物でした。1オクターブのベースも器用に大きな足でスムーズに動かしていました。

後で聞いてみるとこの頃ワンダレイはロスのナイトクラブでスピネットモデルのpotarBを弾いていたので1オクターブのベースも慣れていたようです


このナイトクラブに遊びに来たジミー・スミスがこのオルガン(potaB)はお前でないと弾けないと言って帰ったそうです

さてそごうデパートの屋上でサウンドチェックを終えたワンダレイが喉が渇いたというので、2人で食堂に行きビールを飲みました

ワンダレーは酒が好きなようで3杯お代わりしました。話が弾み気が付いたら演奏時間はとっくに過ぎ30分は遅れ、冷や汗をかいた記憶がありワンダレイを聴くとこの苦い記憶がよみがえってきます

今日紹介したオルガンX-66を除きX-77,B-250,potaBは全て在庫しています。potaBはジミースミスも弾けるようにマニュアルベースも使えるように改造しています