健康診断と運
尾籠(びろう)なお話で恐縮です。検診の場合には、腸の状態を検査するため体外排泄物を微量提出します。
悩みは、私の場合、その採集が上手く行かないということです。 採集に際しては、説明書の指示通り、細い棒の付いたキャップを外し、それを以て体外排泄物の表面だけではなく内部を掬い取るようにして容器に再挿入し、キャップをします。
困難は、「多すぎても、少なすぎても駄目だ」ということと、「表面だけではなく、内部も掬(すく)い取る」という二点に存在します。
多くとりすぎると確かに失敗します。容器へ再挿入をするときに、外へはみ出すだけでなく、手にも付着してしまいます。しかし、内部を掬うと、どうしても収穫が意外に多くなってしまうのです。
昔はヨカッタです。容器がマッチ箱だったからです。
これは楽でした。でも、これも詰めすぎると塩梅が悪い。検便のマッチ箱も、詰めすぎるとなかなか開かなくて、ついつい力が入ってしまう。すると、箱が潰れ親指が箱の中へブチュッと入ってしまう。
まして今の容器では、どうもウマく事が運びません。どのようにしたら、スマートに失敗なく出来るのだろうか。
それは “ウン” だなんて、突き
放さないでください。
06.09.07