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川鵜
写真㊤:川鵜
近頃、拙宅の近辺の小さな河川でも、川鵜をよく見かける。
今日も、例によって近所を散歩(あくまでも‘散歩’である。断じて徘徊ではない)していたら、真間川に注ぎ込む河川で、川鵜を見かけた。 いつも水鳥が遊んでいる川で、珍しいなと思った。本来なら、長閑(のどか)な風景といってよい。
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川鵜 |
群れ |
栃木県鬼怒川での数百の群れ(荒井四万氏撮影)
《☆2000年も、早々と次のような記事が新聞に載った。
読売新聞3月5日(日)
「アユ守るため禁漁解除!?」 釣り人に「かかし役」期待
栃木の漁協は、川鵜の被害が深刻で、昨年1999年度の被害額は、那珂川、鬼怒川で、計一億円にのぼるとの事、これは特に「アユ」の食害で、ここ漁協は、アユの遡上時期に合わせて、雑魚のウグイや鯉の禁漁時期を早め川に釣り人が居てもらうことで、アユの防鵜対策としたいとの事である。勿論アユは禁漁であるが、…こういった事が県の「内水面漁業管理委員会」で、検討される。》としている。(以上、写真・資料は、栃木の漁協)
だから、ウッカリ長閑などと言ったら、たちまち顰蹙(ひんしゅく)を買うことは間違いない。
鵜といえば、鵜飼を思い出す。しかし鵜飼で使うのは、海鵜である。先日、関の小瀬の鵜飼を観覧した際の鵜匠のお話では、海鵜と比べて川鵜は小さくて体力がなく、鵜飼には不向きなのだそうだ。
今朝、川鵜を見かけたことにより調べてみたら、以上のことが判明した。
でも、物事は単純ではない。利害が反する立場の人は異なった意見をお持ちかもしれない。
ですから、本blogの書き込みを、鵜呑みにしないように!
06.06.01