♪郡上のナー、八幡出て行くときは、雨も降らぬに袖しぼる…ア、ソーレンセ
これが私の耳には、♪ぐじょのな~あぁあ~あ はちま~んンでて 行くとぉきぃは ア、ソーレンセ あめぇもおぉお っふらぬゥに~ィいそでぇえっしぼうるゥ~ と聞こえる。
今年も郡上踊りの季節が巡ってきた。
7月から9月にかけて、30日余も徹夜の踊りが催される。詳しくはリンクを見ていただきたい。
踊りの種類は9~10種類ある。なかでも王座を占め圧倒的人気があるのが「かわさき」だ。
子供の頃、岐阜市内に住んでいたので、一連の郡上踊りは随分見た。「かわさき」の「ア、ソーレンセ」という合いの手が子供心にも面白く、未だに忘れられない。
残念ながら、本場・郡上八幡の踊りは見たことがない。そのうちに必ず見たいと思っている。
郡上八幡散策
名曲「かわさき」も悲しい歴史を持っている。
宝暦年間(1751~64)、幕府を揺るがした郡上一揆だ。藩主・金森氏の圧政に苦しんだ農民が極刑覚悟で老中に駕籠訴をするため江戸へ向かう際の別れを唄ったとされる。涙の唄だ。
しかしここでは触れないことにする。何時の日かまた……
★かわさき その他の曲は踊りの概要 を参照。 |
郡上踊りを代表する踊りです。 代表的歌詞「郡上の八幡出てゆくときは 雨も降らぬに袖絞る」はあまりにも有名。 木曽や山梨県奈良田地方など、各地に伝播しています。 伝承の「古調かわさき」の曲調をベースに、大正時代に創作されました。「古調かわさき」と区別して「新かわさき」とも呼ばれます。 この「かわさき」は、郡上踊りの基本となる踊りで、一晩のうちに何回も繰り返し踊られるため、覚えるチャンスも多いのです。まずはこれを覚えてしまうのが、郡上踊りを楽しむ第一歩でしょう。 |
動画をみる(wmvファイル:ダウンロードして下さい) |
うた |
基本パターン:
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