「意外」という言葉は曖昧で感じ方の幅は案外広い
「そこかい?」と思われるかもしれないが
「意外」というそこの部分で
余所様との誤差を知ることができると
結構楽しみにしていたのだが
亀が泳ぐシーンはなかった(笑)
好きなものばかりをチョイスしてしまうと
妙にバランスが悪いことに気づく
その魅力が半減したり台無しにしてしまうことだってある
そんな残念な思いをしたことがあってからは
好きなものは「ひとつ」だけと決めているのだ
わたしはレンタルカードを持たないから
帰りに「亀は意外と速く泳ぐ」をレンタルしてほしいとお願いした
「これも観たいと言ってたね」と
2枚のDVDを渡してくれた
Shining On
国境を越えた遠距離恋愛ストーリー
この映画のレビューには「自業自得」という文字が目立つ
リアリスティックな映像はキャノンEOS 7Dデジタル一眼レフカメラによる撮影
少しダークな感じな色彩が目に心に優しい
音楽も好きなタイプです
一緒に時間を過ごすことはとても大切に違いない
でも、遠く遠く離れていたって
「ふたり」が同じ想いでいれたら繋いでゆける
だから遠距離恋愛を理由に別れた「恋人たち」は
一緒にいてもいつか別れがやって来るように思う
タイトルのように今日、キミに会えたら
終わらずにすんだ恋もあるのだろう。。。か
それとも
だから続いた恋もあるのかもしれない。。。ね
ウイーンの夜明けから18年
パリの夕暮れから9年
美しいギリシャを舞台にふたりの物語がふたたび動き出す
今日はこの映画の最終日
放映時間はPm4:15からの1回のみ
午後3時を過ぎて緊急搬送が2件
「映画に行くので帰ります」なんて言えるはずがない
わたしが聴いていたラジオの映画紹介は「ビフォア・ミッドナイト」のことだった
音が欲しくて聴いていたラジオからこのタイトルは聴こえてこなかった
「サンライズ」というやけに安易なタイトルだけがうっすらと記憶に残った
Googleで検索をかけてみるとただの「サンライズ」ではなく
「ビフォア・」がついて、やけに魅力的に変身してしまった(笑)
ラジオで紹介していたシーンはここ
とってもかわいい
交錯する時間軸のヒントはクレメンタインの髪の色
2004年不愉快極まりないバレンタインデーの日に
朝の目覚めが悪かったせいと車についていたキズが
衝動的にモントークへと向かわせる
いつもの僕らしくなく。。。
ここからストーリーは始まる
些細な喧嘩から「記憶除去手術」を受ける二人
お互いの記憶が消えても
再び出会いまた同じ相手に惹かれあう「ヘヴィー」なラブ・ストーリー
アバン・タイトルにクライマックスを持ってきていることをエンディングで知る
だから、やっぱりもう一度観ることになる
いや、もう一度なんて言わずに二度、三度
何度観たっていいくらいだ
と思う
午後から「Hugo」を観てゆったり過ごした
舞台の街並みはとても美しく
そこはわたしも歩いたことのある場所だとは思えないくらいだった
テレビなんかを見てやりたいことを中断したりすることがとても嫌で
ひとりのときはテレビをつけることはなく
音が欲しいときは好きな音楽だったりラジオだったりした
DVDだって余程観たいものでもなければレンタルしない
時間がもったいないという意識が滅茶苦茶強かった
それなのに気に入ると同じものを何度も繰り返し観ることもあった
今日みたいにどんなストーリーなのかも知らずに観るのもいいね
この映画の中に答えがあったんだよ
『科学的にも証明されてるんだ
人が喜ぶ言葉は
その人の名前さ』
今までいろんな人と出逢ってわたしの名前を呼んでくれた
親しくてもそうでなくてもね
あるとき、名前を呼んでもらえることがこんなにも嬉しいことだと知った
それは今まで感じたことがなかったから正直。。。驚いた
だからわたしも最初に名前を呼んで話しかけるようになった
相手が喜んでいるかどうかはわからないけどね(笑)