グリム童話には残虐で怖い真実のストーリーが
隠れていることを知ったのはいつだったろうか?
白黒で撮影されたこの映像は
ファンタジーというよりアートを感じさせた
だけれども、グリム童話を
こんな表現をしていいのかという
印象を残した
経験値を重ねてゆくと
それは当然のことに思えることが増えてゆく
怖いファンタジーはやっぱり必要なのだ
もちろん、夢を見れるファンタジーはもっと大切ね
だって、あたし。。。
1000分の1秒まで正確に記された
同じ地図を持つ「ひと」が存在すると信じてるもの(笑)
Cecile Corbel - "La Fille Damnee"
Artificial Intelligenceモノ好きです
昔、「A.I.」を観たときはまだまだ現実とはかけ離れているようで
人工知能というよりは
愛するひとの「髪」を手に入れることに強い憧れを刻んだ映画でした(笑)
去年、「her/世界でひとつの彼女」を観て
人格を持つ人工知能型OSといえばSiriさん
はなしかけてみようと思ったのは
もしかしたら。。。と期待したのでしょう(笑)
正月に「トランセンデンス」を観ました
映画のストーリーとは関係なく
人工知能だけについて勝手なことをいえば
愛するひとを失ったとき
立ち上がるほうの力が悲しみに負けてしまう
そんなとき、人工知能としてよみがえり
また会話できるのは嬉しいことだよね
トルナトーレ監督がいう「ハッピーエンド」は甘く切なく
そして、残酷だった
邦題がいらんことしてくれてミスリードする
ストーリーでは鑑定士と観客をミスデレクションに誘い
ラストは時系列を崩すことによって真のエンディングを明確にしていない
二度三度観るべき映画とはこのような映画のことをいうのだろう
次は謎解きを楽しもうと思う
ラストのシーンです
キャミソールワンピがとてもセクシー
インディーズ映画の「ビフォア」シリーズには
24時間以内の出来事という共通したフォーマットがある
長セリフも多くドキュメンタリータッチに描かれているこの作品には
擽られるものが多い
たくさんの会話を愉しめる相手というのは
「voice」のケミストリーがよいからだと思う
それが、たとえ喧嘩でもね
9年後に「ビフォア」の続きを是非とも期待したい
胸より高い位置で「ツン」と鳴った
もしも、脳にも心があるとすれば
そこが切なくなったような気がした
甘く切ないファンタジーはいつもじゃない場所に
たしかに触れた
また、そこに触れてほしくて
是枝裕和監督の作品を観る
Calling You