読みたいのに時間がない
それでも無理をして読み始めた「abさんご」
ひらがなと全文横書きが印象的な作品で
固有名詞、カタカナやかぎかっこを一切使わず
句読点は英文と同じくカンマとピリオドを使用し
15の断章からなる物語で入口で躓くと言われている
それがどーした?くらいにしか思っていなかったけど
わたしも例に洩れず3章の始まりで躓いてしまっている
ひらがなの多い文章を読み進めるにはエネルギーがいるわけで
それでいて、なんでここに難しい漢字を使うわけ?
11ページ2行目「語彙」が読めずに本を閉じてしまったのでした(笑)
映画なんだからと言ってしまえばそれまでなんだけどね
ずっとモヤモヤしてまして(笑)
その原因は「鑑定士と顔のない依頼人」
トルナトーレ監督の言うハッピーエンドがどうしても理解できないでいた
いやいやいや、これは紛れもないバッドエンドでしょ
想像さえ追いつかないこの結末をそう言わずしてなんと言おう
映画の始まりからすべてが回想で
悲しみを通過したあとの鑑定士が
「バッドエンドも悪くない」と言うのなら
それはある意味ハッピーエンドといえよう
はぁ、ハッピーエンドが見つからない
今でもそうだよ
夏の終わりを感じるのが好きになれない
賑やかなお盆が過ぎて
吹く風が少しひんやりするのを感じた朝には
決まってカナカナゼミの鳴く声を聞いた
この境目を知るのがとても嫌なことだった
その日を強烈に感じた小学生だったわたしはカレンダーを見たの
どうも好きになれない8月17日
ヒグラシが遠くで鳴く物悲しい印象は今もそのまま
トルナトーレ監督がいう「ハッピーエンド」は甘く切なく
そして、残酷だった
邦題がいらんことしてくれてミスリードする
ストーリーでは鑑定士と観客をミスデレクションに誘い
ラストは時系列を崩すことによって真のエンディングを明確にしていない
二度三度観るべき映画とはこのような映画のことをいうのだろう
次は謎解きを楽しもうと思う
食堂で定食を食べています
最近、仏教の勉強を始めたという彼女とお昼を食べるようになりました
定食は職員割引きで食べれるので売り切れることも多く
確実に食べれるように彼女が予約してくれます
彼女とわたしに共通するものはまだひとつも見つかっていないけど
一緒に定食を食べることに違和感を感じていません
先週 勉強したばかりだという「「相対幸福と絶対幸福」について
目の前にあるコップの水を例えに話してくれるのだが、よーわからない
知ってしまったからには間違って覚えるのは罰当たりな気もするので
帰ってから調べてみた
彼女は核心には触れていなかったけど
それでも、勉強したばかりのことを話してくれて嬉しく思う
車のエンジン音がファンファーレに聴こえることがあるんです(笑)
楽しい空気を吸っています
楽しいといってもハッピーという意味ではありません
肉体的にも精神的にもいっぱいいっぱいです
日々、格闘しとりますが是はこれで楽しんでおります
ダメなアタシも愛してあげよう
さぁ、乾杯しようじゃないか
年齢を身につける
年月はその取り分をきちんと持ってゆくのですね
樹木も身の丈に合わなくなると、皮を脱ぎ捨てます
新しい生命の誕生と並行して起こります
また大きくなるのですね
わたしは、羨ましくてしかたありません
こんなタイトルの本があったら読んでみたい
リベンジポルノといい、うまい造語だと思う
ただ、カッコよさそうな響きのこの言葉からは
悪いことをしていると感じ難いような気がする
「ストーカー」のようにその呼称が定着するまでに
どれだけの事件が起きるのだろう
もっと、おっかない日本語を並べて
「ビシッ」と「バシッ」と「ガツン」と退治してほしい