おしゃ楽「Pennsylvania(ペンシルバニア)」の石が、
愛知淑徳大学・清水研究室の学生さんたちによって、佐久島弘法の祠になっています!
「佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会」
○佐久島弘法現地説明会:
日時…3月11日(日) 13:00~16:00
集合…東渡船場 (参加無料)
○大学対抗リノベーション大会の軌跡展:
日時…2012年2月11日(土・祝)~3月31日(土) ※月曜休館
会場…弁天サロン内ギャラリー (入場無料)
大正5年から95年に渡って島民が守ってきた伝統の「佐久島弘法」。
過疎と高齢化によって失われつつあった八十八ヶ所の弘法巡りを、建築の力を借りて復活させる「佐久島弘法プロジェクト」。
1回目は建築家集団「みかんぐみ」さんによる4棟、2回目は小川次郎氏、長岡勉氏による2棟の祠が新築され、
3回目となる今回は、名古屋にある8つの大学・9研究室の学生さんたちが壊れかけた祠のリノベーションに取り組みました。
これによって、久しく途絶えていた八十八ヶ所巡りの復活ミッションが完了します。各大学とも、10月の公開プレゼンテーションで、半年にわたる調査と設計の成果を発表し、11~12月にかけ、現地で公開制作を行いました。
完成した祠の公開は2012年2月11日からです。
愛知淑徳大学・清水研究室の学生さんたちが制作した祠は、おしゃ楽「Pennsylvania(ペンシルバニア)」の石で石積みがされています。(祠の手前の敷石は、佐久島の石です)
~「御厨人窟 2011」 愛知淑徳大学 清水研究室~
弘法大師修行の場である高知県室戸岬・御厨人窟(みろくど)と同じ、空と海が見える場所に、大師の歴史を吹き込む。ペンシルバニアの石を使用し、御厨人窟の洞窟のイメージを再現。歳月を重ねることで完成する祠。
“御厨人窟の洞窟の再現”ということで、石を積んで祠を作ろうと決めた学生さんたちは、
孝久苑・住田孝彦氏を技術指導に迎え、本格的な石積みに挑戦しました!
(2011年12月・公開制作時)
12月の現地での公開制作に向け、
8月から始動して、夏真っ盛りの太陽の下、おしゃ楽・常滑資材センターに石積み講習を受けにきたり、
11月に入ってからは、大学構内にて石積みのシュミレーションを行いました。
自然そのものである石を扱うことで、イメージ通りに行かないことも多く苦労もありました。
しかし、1つ1つ、丁寧に石と思いを重ねていった結果、味のある祠が出来ました。
旅の場所にもおすすめである、
自然も、生活も、景色も、そしてアートも…本当にかっこいい佐久島。
今回のプロジェクトでできあがった学生さんたちの祠を見ることもできます!
ぜひ、足を運ばれてはいかがでしょうか。
3月11日(日)には現地説明会もあります!
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