石積み(ピラミッド)と素数
続きです。
「重ね」、「比率」というヒント?を
頂き、帰りの電車の中であれこれ考えを
めぐらせてみました。確かにピラミッドの
底辺と高さの比率は黄金比になって
いますが(例のフィボナッチ数列)、石の
積み方、並べ方にまで言及されている
とは思えません。
ピラミッドは3次元です。2次元以上で
表されるような素数のパターン図が
ないか探してみました。
「ウラムの螺旋」
これは自然数を中心から外に向かって
渦巻き状に(ネットでご覧下さい)並べ
た時の素数の位置をビジュアル化した
ものです。
不完全ではあるが何やら法則めいた
対角線が見えてきます。
ピラミッドを上から見ると・・・・・・・
では、現実のピラミッドでこの素数の
位置に特別な石が並べられ、しかも
そうする事で全体の構造が堅固なもの
になりうるのか?
実際のピラミッドを上から眺めた事も
なく、そもそもエジプト自体に行った
事すらない私には確かめようも
ありませんが、先生のコトバをヒントに
するなら石の「重ね」と螺旋の「重ね」
という更なる「重ね」を加えてみても
いいかもしれません。
最近話題になっているニュートリノを
はじめ素粒子が持つ「カイラリティ」と
いう右巻き/左巻きの区別が現在の
宇宙の安定した姿に影響を与えて
いるなら、この「ウラムの螺旋」が何か
「あるひとつの形を安定させ、同時に
美しさを与える事」に関係しているかも
しれません。(更に黄金比率も関わる
??)
一度「ウラムの螺旋」を左右逆2重
螺旋にしてそれぞれの素数の位置
関係と現実のピラミッドの石の並べ方
を比べてみたいと思いますが、
生きている間にできますでしょうか?
田中
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