大島康紀☆雪月花

Artist COKY.OSHIMA
Painting,Drawing
Arts & Essay

馬と暮らし馬を描く

2016-09-22 | Essay


画家の評価はその時々の描く作品によってキャッチフレーズが付けられていく。
山の画家、桜の画家、馬の画家などと呼ばれてきた。
風景画に取組み始めた頃は東京に住んでいて、取材に全国を走り回っていた。
地方都市での個展企画が入るとその地域の取材にも足げく通ったものだ。
風景画を更に極めるには、自然の中で暮らすことに思いが至り、東京から長野の山中にアトリエを移し田舎暮らしをはじめた。
空、雲、風、草、花、虫・・・見るものすべてが感動だった。
スケッチの旅の途中に立ち寄った牧場で放牧されていた馬と出会う。
それから馬のことが知りたくて乗馬クラブを探しレッスンに通うことになって、
自馬にした若い馬との出会いがあって、とうとう家に連れてきてしまった。
動物の命の大きな塊のような馬の姿の魅力は尽きない。
馬と暮らし、馬を描く暮らしも十年になる。
外乗に出るとカッ跳ぶやんちゃぶりを発揮しつつも、モデルになってくれる素敵な相棒なのだ。



10月の軽井沢での素描画展 馬の絵 出展します。


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