鬼平犯科帳が、最終回となりました。
TVは時々見ていたけど、小説は昔結構読んでいました。内容はほとんど覚えていないかも。
人というものは、善いことをしながら悪いこともする、
善と悪がないまぜになったいきものでござります。
人の世も、尋常一様にはまいりませぬ。
かように、是非弁別の分かちがたきことは、
見て見ぬふりをするのも肝要かと。
後編「雲竜剣」の最後の方のセリフです。
確かに。でも、見て見ぬふりをするというのは、なかなかできない。
白黒つけたくなっちゃうし。
が、鬼平のこのせりふ、時々思い出すことにしよう。
なかなか足が洗えないってことないでしょうか。
職場でもそんな光景を見て見ぬふり
喫煙などそうです。注意する人が遠慮しながらの注告
・・・・・なんてあるでしょう。
その為の必要なお金を得るために、盗みを働いていた。
結局、鬼平が捕まえる前に堀本は死んでしまうのですが、
彼が作った救済施設は残しておき、片棒を担いでいた仲間も見逃すのです。
その時に言った言葉なんです。
「善いことをしながら、悪いこともする」人間を、裁くのではなくて、認める、赦すっていうことですかねぇ。
今は、どこまでが善なのか、悪なのか・・・・?
古稀を迎えても悩んでいます(・>_<・)
悩みがあるんですねー。
お酒飲んでる時なんかは、ほんと楽しそうだけど。