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私は昨日、ニセコ町の集会に参加して話を聞いてきました。
環境に配慮した家づくりについての話でした。
その話を聞いた後、その講演をしていた団体が小中学生向けにSDGsの冊子を無料で配っているという話をしました。
意義のあることであると少し誇らしげに話されているように思えましたが、私はすこし悲しかったです。
どうしてこんなにも子どもたちは、生きるだけでも尊いのに、数々の課題を与えられて生きなければならないのだろうと思います。
日本経済の悪化、人口の減少、高齢化に伴う社会保障費の増大、環境の悪化、貧富の差。
生まれて、ものを考えられるようになったら、どこからでも入り込んできて、子どもたちの危機感をあおり、不安にさせること。
全く子ども達のせいじゃないし、今生きている私たちにだって大きな責任はないのです。
子どもたちに快楽主義的に生きることを勧めるわけではないのですが、どうか人生の楽しみや喜びを見つけて、人生を謳歌してほしいのです。
私たちや私たちの祖先が、地球に与えたダメージや人生を破壊するような残酷な行為に比べれば、子どもたちが人生を楽しむというささやかな幸せを味わうことが許されないわけがないのです。むしろ、子どもたちが笑って、楽しく、健やかに生きる未来を願って、苦しみの中で死んでいった先人たちがいるのです。
子どもたちは、存分に自分の人生を楽しんだうえで、自分の中から発芽した意志として、楽観的に人類が抱える問題に向き合っていけるようにすることが望ましいように思います。
今、多くの研究者が未来の人類と地球の為に頑張っています。
とても面白い研究や見地が生まれていて、問題が解決していくこともあるでしょう。この文章を読んだ子どもが、大変有効な手段を見つけるかもしれませんね。
どうか未来に絶望しないで、子どもたちが自分の心の赴くままに、ただ一度の人生を楽しむことを願っています。
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ポニーの散歩をする子どもたち
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