ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

冬季の餌やり体験ガイドツアーを開始しました。

2019年12月26日 | 日記
牧場には冬期間でもだちょうさんを見たいというお客さんがときどきいらっしゃっていました。
ですが、ご自由に見学は出来ませんでした。
なぜなら、冬季間は渡り鳥の季節で鳥インフルエンザなどの疫病を防ぐ必要があるためです。
不特定多数のお客様が勝手にだちょう舎に入ってしまうのは避けなくてはいけません。
特にニセコは鳥インフルエンザが猛威を振るうアジアからの外国人が多く訪れる人気の観光地です。

しかし、今年からは勝手に入られるリスクをチャンスに変えようと思い、見学ガイドツアーを始めることにしました。
だちょうさんが見られるかもしれないと、わざわざやってきた人を追い出すのではなくガイドツアーという形で安全にみていただくことがお互いに良いと思ったのです。
また、ガイドツアーの収益を通して、ダチョウ舎の防疫を向上させることにもつなげることができます。

ホームページやSNSで告知したのみですがガイドツアーを利用される方が着実にいて、ニーズがあったことが分かります。
今後、ポスターやパンフレットなどを掲示することで確実に集客できそうですが、その前に英語の勉強が必要です💦
今まで利用した方は全員、英語しか喋れない方だったのです。
せっかくだちょうさんに興味を持っていらっしゃるお客様に対して、私の英語力では伝えたいことの3割程度しか伝えられていない気がします。

喜んでいただける姿やだちょうさんを可愛いと言ってくださる姿を見ているともっと勉強しようと今までにないやる気がわいてきています。

実は私の曽祖父は敗戦後のGHQに通訳として雇われたという人で当時敵国であったアメリカの大学を3つも出ていたという話もある変わり者でした。
色々な逸話を聞いていますがとにかく英語の堪能な方であったそうです。
私もその血を引いているのだからと英語ができないはずがないと暗示をかけて、頑張ろうと思います。
ちなみに曽祖父は年金がドルで出ていたそうなのですが、年金支給当時は1ドル360円で固定だったのですが変動相場制になり、ドルに対して日本円が高くなると、生活が苦しくなっていったそうです。
戦後、日本経済の発展が一般の家庭を苦しめることもあるという珍しいエピソードですね。


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