鉄筋も入っていないレンガで土圧を支えようというのがそもそも無理な話だと思う。
大学出の学校の先生なら、そのくらいの危険予知ができないのだろうか?
「まさか倒れるなんて」って、思慮の足りなさを露呈している。
100%、学校の責任だ。
クラス写真撮影、花壇のレンガ崩れる 中学生4人重軽傷
16:01
8日午前11時10分ごろ、茨城県土浦市中貫の市立都和中学校で、2年生31人が記念撮影をしていたところ、花壇のれんが塀が突然崩れた。塀の上に整列していた生徒もおり、この事故で、女子生徒1人が右足を骨折したほか、男女3人の生徒が足を切るなどのけがを負った。
土浦署や都和中によると、正門の桜を背にしたクラスごとの集合写真は毎春の恒例行事だった。2年生の撮影は7日に予定していたが雨で流れ、8日に順延されていた。
2年1組は、3列目が花壇とれんが塀(厚さ10センチ、高さ80センチ)の上に乗り、1、2列目がれんが塀の前に並んでいた。けがをした生徒は真ん中2列目にいた。担任教諭が生徒たちを整列させ、別の教諭が写真を撮ろうとした矢先に、れんが塀が幅12メートルにわたって前にはがれるように崩れたという。
久松明教頭が駆けつけると、骨折した女子生徒が地面にしゃがみ込み、動けなくなっていた。居合わせた教諭が生徒を抱えて救急車に乗せたという。
れんが塀は32年前の開校時に設置された。3年生が同じ場所で6日に撮影した際には異常はなかったという。
久松教頭は「まさか、れんがが倒れるとは思わなかった。学校内の事故で、生徒と保護者にはご迷惑をおかけした。生徒たちが動揺しないよう、11日に全校集会を開き、事故の経緯を説明したい」と話した。(長田寿夫)