未成年でも運転できるなら、事故を起こしても未成年ということで名前も出ず、責任もとれない。
運転経験は必要だから、18歳で普通免許をとって2年間の運転経験は最低必要でしょ。
なら、20歳以上、運転経験2年以上というのは合理的なはずだ。
いきなり、免許を取って中型を運転するのは無謀だ。
なので、20歳以上というのは必須。
それでつぶれるような会社を救う必要はない。
そんな会社を救うために公共の安全を犠牲にするなんて通らない。
反対です!
もし制度改正されるなら、事故を起こした場合、少年でも刑事罰を。当然重めの。
<中型自動車免許>取得条件緩和へ 運送業界の人手不足解消
毎日新聞 5月6日(火)8時0分配信
◇現行条件に「20歳以上、運転経験2年以上」
政府は車両総重量5トン以上11トン未満が対象の中型自動車免許の取得条件を緩和する方向で調整に入った。運送業界から若年労働力不足への対応を求める声が高まっているためで、「20歳以上、運転経験2年以上」という取得条件を緩和し、若年層を採用しやすくする。ただ、中型免許の導入はトラック事故の防止が目的だっただけに懸念の声も上がりそうで、政府は実技講習の徹底などで対応を図る。来年の通常国会に関連法案の提出を目指す。
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中型自動車免許は道路交通法改正で2007年、新たな免許区分として設けられた。それ以前は、総重量8トン未満、最大積載量5トン未満のトラックなら、普通免許で運転が可能で、それ以上のトラックは大型免許が必要だった。
運送業界は1990年以降、参入規制の緩和や運賃の自由化で競争が激化すると同時に、普通免許のドライバーによるトラック事故が相次いだ。このため、政府は道交法を改正し、普通免許と大型免許の間に中型免許を新設。運転経験2年以上で20歳以上を取得の条件とした。
この結果、普通免許を取得して高校卒業後に運送会社などに就職しても、20歳になって中型免許を取得するまではトラックを運転できず、積み荷の揚げ降ろしなど補助的な作業しかできなくなった。企業側は賃金を低く抑えるか、高卒者の採用を見送るケースも珍しくなくなった。
全日本トラック協会によると、運送業界で働く若年層の比率は年々低下。03年に10~20歳代の比率は18・5%だったが、13年には10・1%まで下がった。運送業界からは「業界全体の高齢化が進み、仕事が将来増えても対応できなくなる」「中型免許が若年層の運送会社離れの要因のひとつ」と、条件緩和を求める声があがっていた。
このため、政府は「20歳以上、運転経験2年以上」の取得条件をなくすことを軸に検討を進めている。同時に、免許取得時に実技講習などを義務付けて、事故防止などの安全面にも配慮する方針だ。【永井大介】