①黒部ダム周辺
8月下旬だというのに、今年の猛暑はいつまで続くのでしょうか!?
さて、筆者は2022年8月22日に「立山黒部アルペンルート」を旅行しました。素敵な夏旅行でしたので読者の皆様におススメします。
おススメの主な理由は3つです。
理由①立山黒部アルペンルートは、標高3,000m級の山々が連なる中部山岳国立公園内を通ります。標高差が約2,000mもあるアップダウンの大自然の中でその空気の美味しさと雄大な景色に圧倒され、その涼しさは都会の猛暑を完全に忘れます。立山の白く輝く氷河も目にします(写真②③の白い部分)。大自然に包まれると自分自身がその一部になったようで、心が安らぎます。夏の避暑地は多々ありますが、大自然を楽しむ観光という観点ではトップクラスだと思います。
②立山連峰
③楽しむ人々
④黒部湖
理由②旅行の楽しみの一つが移動の交通機関です。筆者は長野県大町市の「扇沢駅」から富山県立山町の立山駅までのルートに沿って、6つの乗り物を乗り継ぎました。①関電トンネル電気バス~(黒部ダムを徒歩で渡る。写真③)~②黒部ケーブルカー~③立山ロープウエイ~④立山トンネルトロリーバス~⑤立山高原バス~⑥立山ケーブルカーと、途中で観光や休憩をしなければ乗車時間は乗継時間を含めても約2時間です。6つの乗車賃合計は、正規料金ですと大人一人1万円以上になりますが、団体ツアーや様々な割引を利用すればお得になります。なお黒部湖(写真④)では⑦遊覧船ガルベも楽しめます。
⑤天狗平山荘
理由③何といっても黒部ダムです。「くろよん」の名称で知られるダムは、黒部川に建設された水力発電専用で1963年(昭和38年)に完成しています。その難工事は毎日新聞の連載小説となり、石原裕次郎主演の大ヒット映画「黒部の太陽」(1968年公開)で知れ渡りました。現地にダム建設の歴史をパネルや映像で楽しめる施設があり、映画のトンネルセットのレプリカが展示されています。そして何はともかく、そのダムの上を歩くのです。ダムの醍醐味である観光放水(写真⑥)は実施期間と時間の確認が必要ですので、黒部ダム公式サイトhttps://www.kurobe-dam.com/ (上記②の交通アクセスや周辺観光情報も満載)や旅行会社等のサイトでご覧ください。
⑥ダム観光放水
立山黒部アルペンルートは、長野県側からでも富山県側からでも日帰りツアーで楽しめます。筆者は東京からでしたので、長野県大町市の大町温泉郷に一泊し、翌日朝から立山黒部アルペンルートを観光し、その日は富山県富山市内のホテルに一泊しました。アルペンルートの途中にも、天狗平山荘(写真⑤)のような宿泊施設も複数ありますが、予約するのは大変難しいとのことです。以上
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