一年の無病息災を願って1月7日に「七草がゆ」を食べました。年中行事ですが、これでお正月気分も終わった感じとなります。
①参道入口
②本堂
1月12日に歯科治療に行った際に、初詣の時期を過ぎて閑散としていましたが、京王相模原線の京王堀之内駅近くにある「南八幡宮」に参拝をしてきました。八幡神社や八幡宮は全国に数多くあります。源氏の氏神の八幡神であり、鎌倉時代の武士の守り神として知られる鎌倉市にある「鶴岡(つるがおか)八幡宮」が首都圏では最も有名でしょう。
筆者が例年初詣をしている自宅から徒歩5分にある神社は「日枝神社」です。前述の南八幡宮は、駅を挟んで自宅と反対側にあります。近隣駅周辺まで含めれば、他にも愛宕神社、稲荷神社、春日神社などなど、神社は20くらいあります。神社は全国津々浦々に8万以上あると言われていますが、さすが日本は「八百万の神」の国です。(参考:JRと私鉄の駅総数は約9千です。郵便局数は約2万3千、小学校数は約1万9千です。コンビニは約5万7千店です。)
筆者は多摩丘陵を開発した多摩ニュータウン地区に住んでいます。ニュータウンという名称は“ニュー”ですが、縄文時代の遺跡も多く、古くから人々が暮らしています。地震や水害等自然災害の多い日本ですが、数百年以上の歴史ある神社が周辺に数多くあるということは、そこにたくさんの人々が住み続けており、自然災害に強い安定した土地だとも言えます。住宅を購入する際に、駅までの距離や学校、病院、スーパー等の利便性を考慮しますが、昨今の気候変動を考えると、近くに神社があるかどうかも重要なチェックポイントではないかと思います。
また、上述した南八幡宮のある住所名称は「堀之内」で、日枝神社は「別所」です。その昔、「堀之内」は武士が住む街の呼称で、「別所」は堀の外で中心街から離れた場所だったと言われています。住所変更等で昔の名称が不明になってきているところもあるようですが、そんな中で、よく「さんずい」の付く漢字(沼、沢、洲、深等)が使われている住所は水害に弱かったと言われています。自然災害がますます増加トレンドにある昨今ですから、住宅を購入する際に、ハザードマップとともに、その土地の歴史的な名称や昔からの利用のされ方を考慮することも重要ではないでしょうか。
以上
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