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_この世は猫のみる夢_

2018.3.4ハレンチ君主 いんびな休日 ⑶ 週刊新潮3月8日号 2/28発売

2018年03月04日 | おはら野の日記(ブログ版)since:2018-02-23

2018.3.4ハレンチ君主 いんびな休日 ⑶_週刊新潮㋂8日号2/28発売

Ⅰ週刊新潮3月8日号を買ってきた。

Ⅱ 目次

不敬描写で2月公開が突如延期!
「昭和天皇」のピンク映画 p22
▶脚本入手!「朕は人妻と密会せり」劇場支配人が飛び上がったモチーフ ▶『ローマの休日』ファンが度肝を抜かれる濡れ場シーン ▶「表現の自由はエロスとスキャンダルから!」啖呵を切った監督の矜持 ▶主演女優はあの「人気AV嬢」 ▶不敬でお蔵入りした「皇室関連映画」の歴史 ▶「右も左も心して観よ」の宣伝文句に「民族派右翼」重鎮の苦言



Ⅲ 山崎邦紀氏がFacebookに投稿した全文を再掲(ハレンチ君主 いんびな休日 ⑵参照)
今更ながらだが、週刊新潮って蒙昧、かつ狡猾な雑誌だね。映画は公衆に観られて初めて映画になるが、上映中止になった、試写以外では関係者しか観てない映画を取り上げて騒ぎ立てる。「不敬」なんて死語で扇情的に煽るが、肝心の映画を観てないので、記事は隔靴掻痒。資料やら関係者の談話やらで盛り上げるが、試写を観た人の作品に迫る感想ひとつない。シナリオを引用してるが、現場でシナリオなんてどんどん変わる。3日間のピンク映画の撮影で、シナリオ通りに撮れる現場なんてあるのだろうか。

狡猾なのは、この後だ。不十分な記事に対して、目次の文言とスペースは結構インパクトがある。「表現の自由はエロとスキャンダルから! 啖呵を切った監督の矜持」とあるが、前半のフレーズはチラシの見出しの引用で、荒木監督は同誌の取材に「話すことは何もない」と答えている。「監督の啖呵」なんてどこにもないではないか。目次の次ページが該当記事なので、目次を先に印刷したわけではない。この目次はそのまま新聞広告でも使われているが、記事中にないことを承知の上で、監督をある類型に当てはめ、晒し者にしている。

さらに狡猾なのは新聞広告だ。「昭和天皇」という言葉と顔写真が黒塗りされた紙面のインパクトは強烈なもので、これがたった3Pの貧相な記事の広告とは思われない。百戦錬磨の連中が、商業新聞のタブーを知らないわけはないので、この黒塗りは計算のうちだろう。虚仮おどしのために、黒塗り前提で昭和天皇の写真を使う方が、はるかに「不敬」ではないか。

昔から、週刊新潮は結論と見出しが先にあり、それに見合う内容を取材から拾ってくるというのは分かりきっているのだが、たった3Pのほとんど実体のない幽霊のような記事のために、目次、さらに新聞広告でセンセーショナルに煽り立てる。新潮社のスタッフ諸君、空しくならないか?



Ⅳ 週刊新潮3月8日号の記事・本文(3ページ)

本文22ページ


本文23ページ


本文24ページ




中断:記事書きかけ。プレビュー表示に時間がかかり過ぎるので、投稿しておく。大きな書き換えが生じると思う。



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