さて今回の『宗教問題』誌、特集は「サウジアラビアvsトルコ」で、巻頭にて内藤正典先生、中田考先生に対談をお願いしているのですが、『みんなちがって、みんなダメ』という本をお書きになっている中田さんの、この迫力あるサウジ評が読めるのは… twitter.com/i/web/status/1…
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) 2019年2月25日 - 21:22
RTありがとうございます。三年前のツイートですが今でも嫌がらせは全く無くなっていませんのでそうやって一人でも多くの方に対策法を知ってもらえればツイートした甲斐があります。@hisokawhitewolf twitter.com/Genbu108/statu…
— 芹沢亀吉@反日非国民/破壊神の預言者 (@Genbu108) 2019年2月25日 - 21:25
諸々一段落したので、一昨日に拝見した田中功起さんによる「可傷的な歴史 ロードムービー」に関する私の感想を簡単に書きます。長文失礼。
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
theatercommons.tokyo/program/koki_t…
本作のテーマである"私たちは他者と出来事や経験を共有することは可能なのか"が、淡々と、映像のうつくしさと編集の巧みさによって、品格をたたえながら見事に示されるのだが、実を言うと私はふだんからこのテーマについて、思いをめぐらせているのもあるからか、鑑賞後のいまも複雑な気持ちでいる。
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
彼女の発言や振る舞いが、"奉仕"させられるという、非常に"予定調和"的に感じられる印象も否めなかった。仮に、「在日コリアン」の属性を背負わされた被写体として登場するのが、優希さんほど"賢い"方でなければ、なおさら、それが目立ったのではないかと個人的には危ぶんでいる。
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
おそらく、日本固有の歴史に根ざした差別を、欧米に紹介するうえでは非常に洗練されてるし、実際その役目は果たしてるムービーだとは思う。そういう意味では、田中功起さんが、海外で活躍なさってるアーティストである理由がよくわかった。ただ、これを、足元?の日本で上映した際、たとえば、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
日本的な同調圧力を浮き彫りにした、というありふれた反応しか引き出せないのなら、本テーマのために、日本で成長した自分の個人史や、2つ以上の国家に跨る語り家族史を語るための言葉を模索し、そのための言葉の掴みにくさ、その語りにくさも含めた露わな姿をスクリーンに晒した優希さんを、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
わたしたちは、スクリーン越しに、とても"安全"な位置から盗み見してるような状況に陥ってはいないか? つまりある個人である、優希さんという他者の痛みや、狂おしさ、揺らぎをこちら側からまなざすとき、それを田中さんの提示するテーマに沿っ… twitter.com/i/web/status/1…
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
テーマが重要であることと、描かれる内容が、安易に解釈してはならないような深刻さがある分、余計に、その安全な道筋から外れないように鑑賞してしまうというか…これは本作固有の問題
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
というよりは、自分でない他者の痛みを基点に問題提起された作品とむきあうときの態度が問われてるのだと思うけど
「可傷的な歴史 ロードムービー」が、"映像作品"としてうつくしいからこそ、なおさら。わたしは本作と対峙しつつ、なんというのか、罪深さと呼んでもいい感情が疼くのを感じずにいられなかった。そして、この"罪深さ"は、作品のうつくしさの前で、だんだん苛立たしさに変わっていったのだ…
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
わたしが言うまでもなく、また本作に限らず、また映像作品に限らず、他者が経験した痛み、揺らぎ…そうした他者の生の痕跡を、おのれの"正論"や"政治的正しさ"を主張するために、安易に利用してはならない。これははっきり言って、創作者、表現者としての最低限のたしなみなのだ。
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
本作からは逸れるけど、たとえば、あるテーマ、ひとりの作家が、問題提起のためにあるテーマを設定すること自体はあっていいことだ。ただ、自分のそのテーマを書くために、たとえば取材を重ねて、いろんな方と出会って、いろんな話を聞いて、あるいは聞き損なって、いざ、書くぞ、というとき、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
自分の作品のテーマのために、取材対象の声や物語を、自分の作品にあわせて自分のテーマにふさわしいように整えるのは、ずるいよね?他者の揺らぎや狂おしさをあばき出しつつ、自分のテーマは1ミリたりとも揺らがないまま、というのは、作家として一方的すぎるのではないか?
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
いや、これはわたしが、作家として気をつけたいことであり、田中功起さんによる「可傷的な歴史 ロードムービー」の話題から少々、逸れてしまいました。要するに、わたしはあの作品をとおして、こうしたこと、一創作者である自分自身の態度を顧みていたのです。となると、やはりわたしは、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
アーティストである田中功起さんが、かれが設定なさったテーマに対して、非常に安全な位置にしかいない、という印象を抱いたからこそ、こんなふうに非常に複雑な気持ちになっている。品の良さはまちがいなく「可傷的な歴史 ロードムービー」の美点だが、そのために、あるいは、そのせいで、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
このテーマを、なぜ、彼が、田中さんが扱うのか、その"内的動機"が、私にはいまいちわからなかったのだ。とはいえ、自分のこの"反応"は泥臭いのだろうともわかってる。おそらく現代アートの領域というか世界では、そのような"アーティストの"内的動機"など、いちいち示す必要はなくて、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
世界的に優れたアーティストの1人としての田中功起も、ごく自然に、こうした現代的今日的意義があるテーマを用いたに過ぎないのだから。ただ、白状すれば私は、「可傷的な歴史 ロードムービー」の、映像作品としての品格とうつくしさに魅惑されるがまま、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
被写体である優希さんの言葉と姿をとおしてあらわれる"可傷性"を帯びたアイデンティティを背負わされたがゆえの揺らぎ、その優希さんが、クリスさんとともにむきあった目を覆いたくなるようなヘイトスピーチの醜さや、虐殺の歴史…その圧倒的な現実の重みを、
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
うつくしい映像作品の、そのテーマにとっての、品良く処理された一部として、うっかり"消費"しないよう、この3日、ひたすら自分に言い聞かせていたのだ。私たちは他者と出来事や経験を共有することは可能なのか? さあ、どうしようか? 現実は続くし、歴史は永遠に現代史だし…ねえ。以上。
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月25日 - 07:44
今リツイートした温又柔さんの連続ツイート。他人事でなく拝読。風邪を引いて参加出来なかった田中功起さんの「可傷的な歴史 ロードムービー」についていろいろと考えざるを得ず。映像作品とはいえ、他者とその場その時間を共有し、その後意見交換… twitter.com/i/web/status/1…
— 矢野靖人 Yasuhito YANO (@YasuhitoYANO) 2019年2月26日 - 03:28
それでも、一部、かなり抽象化されモチーフも普遍的なものに代替されて福島の問題”だけ”には読めないよう書かれていた(しそこはとても気をつけて俳優らと話し合ったし、演出した)のにもかかわらず、あの震災をこのように美しく扱ってくれるな。という感想も僅かながらあった。
— 矢野靖人 Yasuhito YANO (@YasuhitoYANO) 2019年2月26日 - 03:34
それにしても事故後、8年が経とうとしている今でさえ現在進行形の問題、そいてその事故で苦しんでいる人々がいる問題について、(これを敢えて問題と書くのは、最初の地震と津波という”天災”ではなく、原発事故というこれは”人災”の側面が強いと思っているからなのだが、)
— 矢野靖人 Yasuhito YANO (@YasuhitoYANO) 2019年2月26日 - 03:49
メモ
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 04:19
温又柔氏の作品に、宮本輝氏が異議を唱えたのは、「内面」の揺らぎを語る部分が長い、ということだったと思う。宮本輝氏は、氏の作家デビューまでの苦闘は、文学に不用なもの、浄化してから作品に織りこめとのスタンス。
一方、温又柔氏は、… twitter.com/i/web/status/1…
メモ続き
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 04:31
親の借金の肩代わり返済を続けながらの修行時代。受賞後の田辺聖子との対談本など当時のエッセイ集と、雑誌での選評を読み比べた。
宮本輝氏は、そんなことを書くべきではない、、と言っているようだった。過去の怨だったのだろう、宮本… twitter.com/i/web/status/1…
メモの続き
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 04:33
ゆっくり、ゆっくりね。春になれば動きだすよ、この脚。
まだ、涙がとまらないよ
— 温又柔 온유쥬 (@WenYuju) 2019年2月26日 - 04:11
韓国の康京和外相は演説で、戦時下の性暴力に関して旧日本軍の従軍慰安婦問題に言及、日韓双方の取り組みは「被害者中心の視点を欠いていた」と強調し、未解決との認識を改めて示した。
— urokosmile (@urokosmile) 2019年2月26日 - 06:38
慰安婦問題「被害者視点欠く」 国連人権理で韓国外相 |… twitter.com/i/web/status/1…
慰安婦問題「被害者視点欠く」 国連人権理で韓国外相 | 2019/2/25 23:21
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 08:36
共同通信 this.kiji.is/47276858193327…
①国連人権理事会の通常会期が25日、ジュネーブで開幕した。韓国の康京和外相は演説で、… twitter.com/i/web/status/1…
② 〜日韓双方の取り組みは「被害者中心の視点を欠いていた」と強調し、未解決との認識を改めて示した。同問題は日韓間の懸案事項の一つとなっており、日本政府が反発する可能性がある。〜
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 08:36
③〜国連のグテレス事務総長は冒頭演説で「今も無数の女性が危険や暴力に直面している」と紛争下の性暴力やセクハラを非難した。性被害を訴える「#MeToo」(「私も」の意)運動に触れ、「人権と社会正義のための力強い動きだ」と称賛した。
— 龍 隆たつ たかし-おはら野国 (@owarano1951) 2019年2月26日 - 08:36