ぜんきちの365日

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湖沼覆う外来スイレン

2016-09-26 08:21:07 | 日記
各地で駆除、景観惜しむ声も

夏から秋にかけて可憐な花を咲かせるスイレンは、全国の湖沼に生息し、観光客らの目を楽しませている。
だが、その多くは人為的に植えられた外来種である事は、あまり知られていない。繁殖すると在来の
植物を驚かして生体系を乱す恐れがあり、近年は各地で駆除する動きが広がっている。東京都練馬区の
都立石神井公園にある「三宝寺池」では、外来スイレンにより、国が1935年に天然記念物に指定した
水生植物が驚かされている。同公園は、約4年前から毎年秋、天然記念物周辺の一部のスイレンを取り除いている。
環境省の担当者は「広い範囲に分布し、名所とされるような場所もある。対応は難しいが、実害のある所は
駆除を即し、これ以上、野外で植えないように呼び掛けたい」としている。