廃棄された冷凍カツの不正転売事件では、流通大手やコンビニなどの廃棄食品も
産業廃棄物処理会社から横流しされていたことがわかった。利益を上げるために
「食の安全」を軽視した産廃処理会社などに大きな責任があることは言うまでも
ないが、今回の事件で、大量の食品が日常的に捨てられていることを知って大変
驚いた。好きな食品をいつでも購入できる便利な世の中になった。その中で
消費者は賞味期限などに過剰と思えるほどまでに反応し、企業側は多くの期限
切れの食品を廃棄に回している。破棄費用も最終的には消費者の負担となる。
何よりも日本は食料自給率が低い。食品の廃棄量が少なくなる社会となるように、
企業と消費者双方が考え直す契機としたい。
産業廃棄物処理会社から横流しされていたことがわかった。利益を上げるために
「食の安全」を軽視した産廃処理会社などに大きな責任があることは言うまでも
ないが、今回の事件で、大量の食品が日常的に捨てられていることを知って大変
驚いた。好きな食品をいつでも購入できる便利な世の中になった。その中で
消費者は賞味期限などに過剰と思えるほどまでに反応し、企業側は多くの期限
切れの食品を廃棄に回している。破棄費用も最終的には消費者の負担となる。
何よりも日本は食料自給率が低い。食品の廃棄量が少なくなる社会となるように、
企業と消費者双方が考え直す契機としたい。