防災の日

９月１日は防災の日
いつ起こるかわからない自然災害への備えを再点検したい。
万一に備える対策の再点検を
防災の日の１日、大地震を想定した防災訓練が全国各地で行われた。首都直下地震では、最大
２万３０００人、けが人は約１２万人に上ると予想される。被害の拡大を防ぐ上で、重要なのは火災の抑制だ。電気ストーブやヒーターなどが火元になりやすい。２０年前の阪神大地震では、原因が分かった火災の６割が電気関係によるものだ。火災防止には、揺れを感知し、「電源を切る「感震ブレーカー」が有効とされるが、価格が高い。日本は災害列島である。地震だけではなく、このところ頻発している火山噴火への対応にも万全を期さねばならない。自治体や観光施設が住民、観光客を対象にした避難計画を整備するよう義務ずけた。速やかな対応が
求められる。