スポーツ界教育追いつかず。
トップ選手若くして大金
バドミントン選手の賭博事件の背景には、スポーツに流れ込む資金の急増という時代変化に選手の
社会的自覚や人間教育が対応できていない状況がある。高校卒業して社会に入り、お金を自分で
使えるという軽薄な気持ち、入っていけないところに好奇心があった。近年、世界のスポーツを
取り巻く環境は急激に変化している。特にスポーツ産業の規模は、2006年から15年までの10年間で、
約11兆6125億円から約15兆6678億円に跳ね上がった。スポンサーシップと放送権料に牽引され、
過去5年で平均3・7%の伸びを示している。エリートコースを歩むために早くから親元を離れ、
社会の中で、実社会との接点や苦労から学ぶことが少ない選手もいる。今後は法令順守の抗議を入れ
スポーツの価値を社会に伝える使命を担っていることを実感してもらいたい・