男滝と呼ばれている「不破の滝」
女滝と呼ばれている「養老の滝」
昔むかし、不破の滝・養老の滝にそれぞれの滝を守護するお不動様がおられた。
お二人のお不動様はたいへん仲良しでしたが、
ある日、自分の滝の自慢話から大ゲンカになってしまいました。
これを見かねた偉いお不動様が天から降りてきて、こんこんと説教され、
不破の滝は、幅や水かさでは養老に勝っていて、男らしい力強さをもっておる。
養老の滝は、その高さや形では不破の滝より勝っており、女のように美しい。
と言われ、それからは、お互いに相手の良さを認め合って仲良くなり、
不破の滝は「男滝」、養老の滝は「女滝」というようになったと伝えられている。
見に行かれる方は、ぜひ男滝・女滝をセットで!
ただし、男滝は、狭い荒れた道を行くので、十分気を付けて。
レタッチ、写真を調整(修正)することですが、する派としない派で、議論されることがある。
私は、K-7を使っているときは、基本微調整していた。
しかし、NEX-6にズミクロンとベルチオで撮影している写真は、ほとんど調整していない。
以前の流れで、シルキーピックスで現像するときに、調整しようとしたのだが、
このカメラとレンズで撮った写真は、撮ったままが一番しっくりくることに気付いたのです。
これってすごいことだと驚いている。
様々な条件下で、自分のイメージ通りに写るって、とっても気持ちいい。
ちょっと想定外な写りとなっていることもあるのだが、これもまた味があって「いいなー」と思えるんですよね。
好きだなー
この、ほんわかした写り
いつもは現像の過程で、少し整えることもありますが、本日のは、全てサイン入れただけの撮って出しです。
1枚目も上の方がグルグルしてそう
これ見ると、ぐるぐるボケ、よくわかりますね
近づいて撮影してみました、前ボケも入れて
広めの葉が背景であれば、なだらかにボケてくれます
細めの草でも、そんなにイヤな感じの二線ボケも出てきません。
撮影してての感覚だと、被写体から離れると出てくるかも。
このほんわかした描写と素直な色の乗り方たまらないです。
とっても気に入っているレンズです。
私がレンズ買うとき、いろんな方の作例を参考にしているので、
私もたまには、いろいろな作例を載せようかと思い、今日は写真を複数アップし、ボケをテーマに書いてみました。
新しくポチっと手に入れたベルチオ50mm
マウントアダプターが2つ付いてすでにEマウント使用に改造されています。
確認しましたが、オーバーインフで無限遠も出ていたので一安心
ひと昔前と違って、マウントアダプターを様々なメーカーが作っていて、
作りがいいかどうかはおいといて、安く販売しているところもある。
以前は、M42→Kのアダプターを、ネットで宮本製作所のを買ったり、直に港まで行って八仙堂で買ったりしていた。
今回は、ライカレンズを快適に使うために、メーカーはよく分からないですが、評価の高かったマクロヘリコイド付のものを購入
これにより、普通に使用すると1mほどの最短距離ですが、それが半分以下になり、とても重宝しております。
M42レンズを使うために「FOTGA」のを、Kマウントレンズを使うために「K&F」のを購入。
ネットの評価は様々ですが、どのメーカーのものもガタもなく、普通に使えています。
この写真は、大須へ行ったときに、ズミクロンで撮った写真ですが、
ヘリコイド付きアダプターのおかげで、近づいて撮影できたのでした。
写っているのは、ズミクロンとカラーヘリアー
撮影したレンズは、「ソン・ベルチオ50mm/F2.8」
フランスのシネレンズメーカーで、スチル用も作っていたらしいソン・ベルチオのレンズです。
時代は、調べてみると1960年のものでした。シリアルのQというアルファベットで判定。
ある雑誌で見た写真に影響を受け購入。
その写真を撮られたのは、ハービー・山口さんという方。
ひきつけられる写真でした。
農業センターにて試写してきましたが、イメージにあった写りでした。嬉しい。
最近の私の傾向ですが、カリカリの描写より、フワッとした描写にひかれるようになってきている。
それにしても、また50mm(笑
この画角は、価格は抑えめでも、写りの素晴らしいレンズが多いのです。
今のカメラだと標準とはならないが、この写りに魅了されるからしょうがない。
フルサイズ買えば、そのうち標準になるということで。